Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

2019-01-01から1年間の記事一覧

私の努力が足りていませんでした

オーディオの趣味は長いのですが、アナログ(LPレコード)の音の良さを私は知らなかったようです。我が家ではエソテリックのP0のおかげでしょうかデジタル(CD)が圧倒的に良いのです。アナログの方は私の鳴らし方の実力が足りないようで、腰高で立体感の無く…

スピーカーの遍歴 (2017年 - 2019年)

チョット間が開いてしまいましたが、スピーカー関連の備忘録です。今回は最終回で、2017年から2019年(現在)までの2年間を振り返ります。我が家の部屋を含めたオーディオはいまだに発展途上にあり、試行錯誤のプロセスを楽しんでいます。 2017 Jan:2016年…

妻と音楽を楽しむ

先日、我が家の庭に遊びに来たキジが「運」を運んで来てくれたようで、妻が2週間の間に3回もリスニングルームに来て音楽を一緒に聴いてくれました。結婚してウン十年で初めてです 一日目 妻が青木十朗のバッハ:無伴奏チェロ組曲第6番のCDを、友人から勧めら…

「第2リビングルーム」から「リスニングルーム」へ配置換え

我が家の音楽を聴く部屋は「リスニングルーム」ではなく「第2リビングルーム」と呼んでいます。オーディオ関係以外のお客様もこの部屋でおもてなししますので、大きめのテーブルを置いています。そして、そのテーブルの下の空間を利用してLPレコードを収納…

上流機器の配置換え

今まで、上流機器用のラックはスピーカーに向かって右側に配置していましたが、ラック後方にある窓へのアクセスがし易いようにと左側に変更しました。使用していたラックは、我が家に丁度良い高さになるように集成材でDIYしたものです。 Before:DIYしたラッ…

スピーカー関連の遍歴 (2015年 - 2016年)

前回の記事に続いて、スピーカー関連の備忘録です。今回は、2015年から2016年までを振り返ります。リスニングルームが東京の郊外にあるマンションから、伊豆高原の中古の戸建てに移りました。 2015 May:伊豆高原で物件を探していた頃は、晴耕雨読の生活がイ…

スピーカー関連の遍歴 (2013年 - 2014年)

前回の記事に続いて、スピーカー関連の私的な備忘録ですが、宜しかったらお付き合いください。今回は、2013年から2014年までの遍歴を纏めました。 2013 Apr:エール音響の中高音用ドライバーユニット4550DEの振動板をチタンからベリリウムに替えました。ベリ…

スピーカー関連の遍歴 (1999年 - 2012年)

自分の過去のブログを読み返してみますと、スピーカー関連の記事が多く占めています。もしかしたら、日本でいちばん多くスピーカーの配置換えをしているオーディオ愛好家かもしれません。まったく自慢になるようなことではありませんが、自分でも良くやった…

Technics リーフ型ツィーターの有効活用

20年程前、リボン型スピーカー Apogee Caliper Signature を愛用していまして、そのスーパーツィーターとしてTechnicsのリーフ型ツィーターEAS-10TH1000を生産終了の年に購入しました。EAS-10TH1000はリボン型で帯域は4kHz-150kHz、能率も95dBと高いですので…

ゆるーいオフ会

スピーカースタンドの上に太鼓型スピーカーシステムを設置しました。レーザー距離計とレーザー水準器を使ってmm単位?で位置合わせを行いました。駄耳の私にはmmレベルの音の違いは分かりませんが、良いと思われることの積み重ねが大事と思っています。スピ…

スピーカースタンドが完成しました

時間はかかりましたが、スピーカースタンドが完成しました 支柱にはタオックのスピーカースタンドHST-60HBのものを流用しています。板材はウーファーのエンクロージャー(パーチクルボードで作った試作品)のものを流用しました。 パーチクルボードのカット…

スピーカースタンドを塗装中

スピーカースタンドの塗装を始めました。下記は底板で中塗りが終わり、後は仕上げ塗装をします。天板の塗装はまだこれからです。 板材はパーティクルボードですので、表面には平滑で綺麗なのですが、内部は木材の小片のかたまりですので、斜めカットの部分は…

スピーカースタンドを製作中

2018年4月に有り合わせの合板とタオックのスピーカースタンドHST-60HBの支柱を使って、太鼓型システム用のスタンドを製作しました。当初、短期的な実験が目的で製作しましたが、2年以上使っていたことになります。 左はタオック HST-60HB、右は2018年4月…

DIATONE DS-V9000 を聴く

ダイナミックオーディオのマラソン試聴会に参加した翌日、鎌倉のKさん宅にお邪魔してDIATONE DS-V9000 を聴かせて頂きました。 DIATONE DS-V9000は1988年11月に200万円(ペア)発売された製品です。DIATONEと言えば、ピュアボロン振動板ですよね。ミッドハイ…

オフ会:二組のお客様を招いて

秋はインターナショナルオーディオショウやマラソン試聴会等が開催されオーディオの季節ですね。我が家でも、今週は二組のお客様を招いての楽しいオフ会を開催しました。 普段は整理整頓が行き届いていない部屋も、お客様をお迎えするとなると学生の試験前の…

外部クロック(10MHz ルビジウム発振器)の試聴

CDの再生時にはEsotericのマスタークロックジェネレーター G-03X を P0s に接続して44.1kHzで同期をとると音場感が自然になり、立体感も増します。 G-03Xでは44.1/88.2/176.4kHz・48/96/192kHzを選択できますのでネットワークトランスポートSFORZATO DST-01…

ついに fidata が Diretta に対応

アイ・オー・データの fidata がファームウェアをアップデートすることによって Direttaに対応するそうです。 今年3月に行われたダイナミックオーディオ試聴会「NETWORK AUDIO/PC AUDIO」で fidata+SFORZATO DSP–Vela で Diretta の試作バージョンでのデモ…

定在波の特性

サブウーファーと太鼓型システムとのインライン化は、サブウーファーのエンクロージャーの反射(箱鳴りではない)による音場感への影響が感じられたため、現在は下記のような配置にしています。この配置ですとウーファー(Accuton C220-6-222)のクリアで切…

AS250-08-552-CELLの設置と試聴

AccutonのAS250-08-552-CELLを組み込んだウーファーの配置をいろいろ試しています。このウーファーはサブウーファー的な帯域で使用しますので、タイムアライメントを行う前提ですので配置の自由度は高いです。 配置案① まずは、一般的な配置と思われる太鼓型…

AS250-08-552-CELLの取り付け完了

エンクロージャーの組立は無事完了することができました。仕上げはもう少し落ち着いてから、黒のつぶし塗装をする予定です。このサブウーファー的な位置づけの四角いエンクロージャーは視覚的にはなるべく存在感を消すような色合いにします。 ユニット(AS25…

エンクロージャーの接着作業

ようやく接着の工程までたどり着きました。電動工具を使っての作業に比べたら、接着の作業は楽ちんと思っていたのは大間違いでした。やはり、自分で経験してみて初めて分かることもあります。 エンクロージャーの接着には、大型の木工用クランプが必要になり…

センターとリアパネルの加工

センター(補強用)パネルとリアパネルのくり抜きをルーターで行いました。 センターパネルは箱鳴りを抑えるために、エンクロージャーの中央部に接着します。リアパネルの四角い穴はスピーカーターミナルを落とし込むためとスピーカーケーブルの交換を可能に…

GLANZ (トーンアームメーカー)訪問

先日、静岡県沼津市にあるトーンアームのメーカーGLANZ(株式会社 ハマダ)にお邪魔してきました。レコード再生にあまり熱心でない私は、最近までGLANZと言うブランドは知りませんでしたが、5月と8月に偶然の出会いがあり、今回の訪問に至りました。 GLANZと…

インナーバッフルの加工

前回はバッフルの加工でしたが、今回はインナーバッフルの加工を紹介します。将来、他のユニットを試す可能性もありますので、バッフルは取り外し可能な設計にしてあります。 インナーバッフルは下記の様にルーターで大きく四角にくり抜きました。ルーター初…

バッフルの加工

ようやく、エンクロージャーの製作のやる気スイッチが入りました。今回の工作用にと、作業台と日よけ シェードを庭に設置して、心の準備も万全です。プロセスを楽しみながらの工作ですので、まったりしたペースで進行しますがお付き合いください。 我が家の…

サンシャインのスピーカーケーブルを試す

「では何で言って見ればそんなにすごいものをこの価格? と思われるでしょうが、逆にこれくらいの価格でないと本当かいな?と気軽に試してみよう という気にならないです。そしてよほど高額なスピーカーケーブルをお使いでそれを心から気に入っている方以外…

オフ会:SONY SS-G9 を聴く

SONYのSS-G9を愛用されている横浜市郊外にお住まいのFさん宅にお邪魔してきました。SS-G9は中島 平太郎氏が開発に関与され、1970年代後半に¥576,000(ペア)で発売されたスピーカーです 。 SS-G9の技術的な特徴については下記の日記で紹介しています。 myua…

フラッターエコー対策(3)

フラッターエコー対策シリーズも今回が最後の予定ですので、お付き合いください。 傾斜のついていない横壁中央部のフラッターエコーが一番気になっていた場所です、その対策として手持ちの吸音材(元々はスポンジの衝撃緩衝材)を梁の上に置いてみました。暫…

フラッターエコー対策(2)

楽しみにしていたSONYのSS-G9を愛用されているFさん宅訪問が先日の台風の影響で延期となりました。予定していた訪問記は少しお預けとなり、ブログの更新が伸びてしまいました。 前回、サーロジックのスカラホールを使い、下記の様なフラッターエコーの対策を…

VICTOR Zero-L10・SX-1000を聴いてみたい

私はセラミック振動板で有名なACCUTONのスピーカーユニットを使っています。偶々、SONYのSS-G9の件でネットで検索していましたら、30年程前にVICTOR からセラミック振動板を用いたスピーカーシステムが発売されたことを知りました。私は事情があって1980年代…