Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

SB Acousticsのツィーターをシステムに組み込んでの調整・試聴(Day 4、最終日)

家の片付けで忙しく楽しいツィーター遊びが中断していましたが、久しぶりにオーディオ機器の電源を入れました。

 

SonyのSUP-T11とSB Acousticsのツィーターは4kHz 24dB/Octの設定で落ち着きそうです。車に例えると私的にはサーキット走行に適した設定を目標に頑張ったのですが、私の力量不足でポテンシャルの高いじゃじゃ馬は乗りこなせず、サーキットと街乗りの中間的なバランス重視の設定となりました。

 

最終的にリスニングポイント(@3.85m)で得られたのが下記の周波数特性です。青はL-ch、赤はR-ch の特性でほとんど揃っているのが嬉しいです。

 

 

いろいろな周波数で6dB/Octも試してみましたが、健康的な女性が現れました。私はどちらかと言えば細身の女性が好みなのです。  妻が「あら、私のことかしら?」と言ったとか。私の妄想です😅

 

まだ多少気になる点はあるのですが、リファレンスの2ウェイよりは音像感・音場感ともに私好みとなりましたので、当面これで様子をみることにして、エアモーションタイプのDayton Audio AMT2-4の設定・試聴はもう少し時間を置いてからにします。

 

 

話は変わりますが、チック・コリアと小曽根 真の2台のピアノによるデュオのハイレゾ音源がキャンペーンでお値打ちになっていましたので購入しました。演奏・録音良しで、ホーンシステムが気持ち良さそうに歌っています。これだから、オーディオは止められません😀

 

 

 

春になりましたら、ただ今冬眠中のAccutonのシステムの面倒をみる予定です。久しぶりに聴くAccutonのシステム楽しみです。

 

 

SB Acousticsのツィーターをシステムに組み込んでの調整・試聴(Day 3)

前回の続きです。MidとHighのクロスの調整と試聴を繰り返して、自分がイメージしている音に近いと感じられるポイントを探しています。自作スピーカーだからこそ味わえる楽しみです。

 

試聴は下記の3種類の設定で行いました。

  1. SUP-L11、SUP-T11の2ウェイ(試聴の基準)
  2. SUP-L11、SUP-T11、SB Acousticsのツィーター(fc=3.15kHz)
  3. SUP-L11、SUP-T11、SB Acousticsのツィーター(fc>3.15kHz)

 

1.SUP-L11、SUP-T11の2ウェイ

今回の試聴は基本に戻って2ウェイの音も聴いてみました。10年近く2ウェイでは鳴らしていませんでした。ツィーターを替えて音が素晴らしく良くなった(音が変わった)と言いながら、落ち着いて聴いたら2ウェイの方が自然で自分の好みと再認識しましたなどとなり得ませんからね。それはそれで、良いのですが....。自分で聴いて体験して選択していくのが大事と思っています。だから、「音は人なり」なのですよね。

 

2ウェイの音の印象ですが、音場感や音数(情報量)が程よい塩梅のようで聴きやすいです。中高域はホーンで指向性を整えていますので、部屋の影響もほとんど感じられません。情報量も音楽を心地良く楽しむには充分ですので、耳に優しい感じです。現代のハイエンドスピーカーの音ではありませんが、このようなシステムが部屋に置ける場所さえあれば、一つは有っても良いかなと思わせる魅力はあります。

 

2.SUP-L11、SUP-T11、SB Acousticsのツィーター(fc=3.15Hz)

Midは2.24kHz 24dB/Oct、Highは3.15kHz 24dB/Octに設定した3ウェイです。周波数特性は先日紹介しましたようにかなりフラットですので、期待して試聴に入りました。ほとんどの音源では気にはならないのですが、一部の音源(特定の帯域)で音量をピーク値90dB以上@1mに上げると歪み・滲みを感じます。ツィーターの特性・癖またはエージング不足が原因なのかなと当初は思いましたが、どうもそれではなさそうです。

 

私が選択した SB Acousticsのツィーターは直径が72㎜のバッフル面が最小のデザインが特徴のモデルです。そして、私はそれを生かした形でホーンシステムに組み込んでいます。その理由は、私は直接的に飛んでくる音より間接音に包まれるよう立体的な音が好みなのです。

 



我が家のホーンシステムは、いちばん音響的に美味しいところはAccutonのシステムに取られて、消去法的な解の結果、部屋の壁に押し付けられて設置されています。指向性の広いツィーターが横壁から90cm、後ろ壁から60㎝しか距離が取れていません。

 

 

 

最小限のバッフルのおかげでしょうか、私の目標とした広いサウンドステージは得られました。しかし、一部の音源で音量を上げた時に音場派のアキレス腱「歪み・滲み」がすべてを台無しにしています。この原因はホーンシステムの設置場所からくる壁の反射音の影響と私は予想しています。小音量での再生時に気にならないのは、私の耳の高音域の感度が低いからなのでしょう。私のメインはAccutonのシステムですので、そちらを優先すると、ホーンシステムは現在の位置から移動できないのです。一次反射しそうなところに吸音材を置くのも美的な観点からできたら避けたいです。残ったオプションがウェーブガイドを追加して指向性をコントロールすることです。これに関しては知識がないので当面ペンディングとして、「押してダメなら引いてみろ」と天の声が聴こえてきましたので、ミッドとツィーターのクロスオーバー周波数を上げてみることにしました。「お主もまだまだじゃの~」と達人たちから励ましの声が聴こえてきそうです😅

 

 

3.SUP-L11、SUP-T11、SB Acousticsのツィーター(fc>3.15kHz)

ただ今、鋭意調整・試聴中ですので、次回結果を紹介する予定です。

 

 

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1月28日は、タウ君が来る前に飼っていた愛猫の命日でした。私のオーディオ活動の横にはいつも一緒にいてくれました。

 

イメージ 15

 

myuaudio.hatenablog.com

SB Acousticsのツィーターをシステムに組み込んでの調整(Day 2)

前回の続きです。MidとHighのクロスの調整をして遊んでいます。

 

今回試しているのはMidはSony SUP-T11、HighはSB Acoustics SB29BNC-C000-4の組み合わせです。下記の図の青線はMidとHighを共に3.15kHz 24dB/Octでクロスした時のアコースティックセンター軸上@1mでの特性です。LowとMidの調整は今回は行いませんので、Lowはオフにしてます。3kHz付近での盛り上がりの対策として、Midを2.24kHz 24dB/Octに下げました。結果はシミュレーションで試したノッチフィルターの特性(緑線)に近い、かなりフラットな特性(赤線)が得られました。さらっと書いていますが、これはゴンザエモンさんのアドバイスと私の試行錯誤の結果です😅

 

 


上の図から赤の特性だけをプロットしました。700Hzから10kHz間では±1.5dBの範囲に入っています。

 

 

音響測定ソフトウェア Arta とスピーカー設計支援ソフトウェア VituixCAD2 を使うと、基本的な機能しか理解していませんが、このようなことが簡単にできます。両ソフトウェア間でデータのやり取りができますので、シミュレーションと実測を繰り返しながら、自分が最適と思っている特性に近づけられます。駄耳の私が自作スピーカーで音楽をそれなりの音で楽しめているのも、これらのツールのおかげです。

 

「やる気スイッチ」全開のおかげで、測定から試聴に移っても良さそうな特性が得られましたので、どんな音(もちろん音楽表現能力の意味です)が聴けるのか楽しみです。

 

次回は試聴の結果を紹介する予定です。

 

SB Acousticsのツィーターをシステムに組み込んでの調整(Day 1)

SB Acousticsのツィーター SB29BNC-C000-4 をホーンシステムに組み込んで、調整を始めました。

 

まずはMidとHighのユニットの裸特性を確認しました。マイクロフォンの高さは46cm円形ホーンとツィーターの中間、距離はツィーターから1mです。そして、測定にはユニットに過大な負荷を与えないように不要な低域のレベルを抑えています。

 



手始めに3150Hz, 24dB/Octでクロスしてみました。赤が総合特性です。Midのドライバーの影響で3kHz付近のレベルが高いのが気になります。



Highの極性を反転してReverse NULLの状態を確認、まずまずですね。デジタルチャンネルデバイダーのディレイ機能のおかげです。これが音にどれだけの効果があるか疑問はありますが、「良い音は、気から」と思っている私です。

 

 

 

総合特性(赤線)の3kHz付近の盛り上がらりはチャンネルデバイダーとパワーアンプ間にパッシブタイプのノッチフィルターを追加れば青線のようなフラットな特性がえられるのですが、これはまたの機会「やる気スイッチ」が入った時に挑戦しましょう。アキュフェーズのデジタルチャンネルデバイダーにDEQXのようなイコライジングの機能があれば、このような時に簡単に対応できるのですが。たった一個のノッチフィルターのためだけにボイシングイコライザー(DG-XX)を導入する気は起きませんよね😅

 

 

 

幸いデジタルチャンネルデバイダー(DF-55)はローパスフィルターとハイパスフィルターのカットオフ周波数と減衰量が独立して調整できますので、その機能を使って音良し・特性良しの設定をのんびりと探してみます。

 

プロセスを楽しむのが、私のオーディオのモットーです😀

 

 

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30年前にモンゴルで購入した毛皮の帽子、めったに出番はありませんが今日は役にたちそうです😀

 

 

 

SB Acousticsのツィーターの測定結果

ようやく音響測定の「やる気スイッチ」が入りました。

 

下記のような簡単な治具を作り測定を行いました。ユニットは高さ1.2mでいちばん近い壁から1.3mの所に置き、マイクはユニットと同じ高さで1mの地点に置き測定しました。今回は頑張って水平方向の指向性も測定しました。

 

 

 

まずは、いちばん期待値の高い SB Acoustics SB29BNC-C000-4 の周波数特性を計測しました。下記はメーカーのデータシートに記載されている特性です。

 

 

データシートと我が家の環境で軸上で測定した特性を比べてみました。2kHzから20kHzの範囲では測定値に違いはほとんどありません。2kHz以下の特性の違いは、バッフル効果と部屋の反射などが差として表れていると思います。そして、20kHz以上は我が家の測定機器の特性が影響しています。

 

 

 

下記はL-chとR-ch用のユニットの軸上と軸外の特性です。ほぼ完璧と言って良いくらい特性が揃っているのが分かります。色のついているのがL-ch、オーバーラップしている灰色がR-chの特性です。

 

 

 

下記は青はL-ch、赤はR-ch用のユニットの軸上でのインパルス応答です。治具からの反射らしきものも見られますが、受入検査の結果としては十分な精度です。




次回は SB Acoustics SB29BNC-C000-4 をシステムに組み込んで測定と試聴の結果を紹介する予定です。

 

 

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妻は小旅行に出かけています。私はタウ君とお留守番です。「妻元気で留守がいい」などと私は思っていませんよ😅

 

 

 

3種類のツィーターの仮試聴

下記の3種類のツィーターの比較試聴は、本来なら測定してそれぞれのユニットでベストと思われるクロスオーバー周波数と減衰特性にて行うべきなのですが、今回使用するツィーターの能率の差が少ないので、今まで使用していたTechnics EAS-10TH1000の設定値(5.6kHz, 24dB/Oct)で聴いてみました。従って、今回の試聴はあくまで暫定的とご理解ください。測定と試聴結果に基づいた設定での試聴結果は後日ご報告します。

  • Technics EAS-10TH1000
  • Dayton Audio AMT2-4
  • SB Acoustics SB29BNC-C000-4

 

下記はVituixCAD2のSPL Trace機能を使いメーカーのカタログから読み取った周波数特性を比較しやすいように一つの図にプロットしました。実線は裸特性、点線は5.6kHz
24dB/Octのフィルターを掛けた時のシュミュレーションの結果です。

 



暫定的ですが、試聴の結果です。試聴には自分の定番の音源をいろいろ使用しました。今回はツィーターの試聴ですので、その中で特に空間表現能力の差が良く分かるCarpentersハイレゾ音源 (96kHz, 24bit) Singles 1969-1981 からMerry Christmas DarlingSingを用いました。音量はサウンドレベルメーターで確認したところ、スピーカーから1mの地点でピークで約90dBでした。

 



Technics EAS-10TH1000では、この後に聴くユニットの体験をするまでは、今まではこれが普通と思っていましたが、横方向の音場感は次の二つのツィーターとそれほど差はありませんが、縦方向の音場感がツィーターから上方向へ1m止まりです。従って、音の広がりは横一列という感じてしまいます。しかし、音色は上品でこのユニットの音が好きと思われる方も多いと思います。

 

Dayton Audio AMT2-4は設計思想の近いTechnics EAS-10TH1000の音色と近い印象を持ちました。奥行き感の表現力ももう少し欲しいです。音場に関しては、水平・垂直方向ともTechnics EAS-10TH1000より一回り広く感じます。音質は中庸で美音系、嫌な音はでていませんが、その分音数も少ないような気がします。お値段以上なのは確かです。もう少し、聴き込むとこのユニットの良さが分かってくるかもしれません。

 

SB Acoustics SB29BNC-C000-4 から音が出た瞬間から我が家のリスニングルームの雰囲気が変わったくらいの変化を感じました。我が家のホーンシステムが最新式の音場型のスピーカーシステムに変身しました。音色は異なりますがAccutonのシステムのような素晴らしい音場表現です。リスニング位置からスピーカーまでの距離は4.4mで開き角は約60°ですが、水平方向は120°位まで音が広がります。垂直方向は天井を突き抜けていますので、音に包まれる感覚でまるで3D映像を観ているようです。広大なサウンドステージは諸刃の剣で、ルームアコースティック環境によってはフラッターエコーや共振など音の濁りの要因にもなりますので、ハイリスク・ハイリターンですが挑戦する価値は十分にあります。立体的な表現能力にも長けたユニットですので、他の二つに比べたら音色は少しだけですが濃く感じられ、その分原音に近いのではと思わせてくれます。ちなみにリスニング位置での耳の高さは「音の良い玉座」に座りますので1.2mです。この高さでの音楽の豊かさを体験すると、一般的なソファーの高さには戻れません。

 

 

 

SB Acoustics SB29BNC-C000-4を5.6kHz, 24dB/Octで鳴らしてこれだけの音質向上が得られたのですから、クロスオーバー周波数を2または3kHzに下げてより広い再生帯域を受け持たせると、どこまで我が家のホーンシステムが良くなるのだろうと思うとワクワクします。

 

音楽を聴け!とチコちゃんには怒られそうですが、当面はこれらのツィーターで楽しめそうです😅

 

ツィーター用バッフルの完成

ツィーター用バッフルの工作は、亀に追い越されるくらいゆっくりとした速度で進んでいましたが、SB Acoustics SB29BNC-C000-4(写真左)とDayton Audio AMT2-4(写真右)のペアがほぼ完成しました。出来上がりだけ見ると一日で出来そうな工作ですが、一品ものですので試行錯誤や工作のミスなどがあり、思った以上に時間が掛かってしまいました。

 



床下に潜ってデジタルチャンネルデバイダーの設定を変えなければいけませんので、測定と音出しはまだですが、円形ホーン用の台にネジ止めして設置します。テクニクスのリーフツィーター(タウ君付き😀)に慣れた目には普通の円形のツィーターには違和感が多少ありますが、その内に慣れるのでしょうね。

 



「明日出来ることを今日やるな」をモットーにスローライフを楽しんでいますが、今週中には音出しまでできるように頑張ります😀