チョット間が開いてしまいましたが、スピーカー関連の備忘録です。今回は最終回で、2017年から2019年（現在）までの２年間を振り返ります。我が家の部屋を含めたオーディオはいまだに発展途上にあり、試行錯誤のプロセスを楽しんでいます。
2017 Jan：2016年10月から12月の2か月間、スピーカーは天井の低い側に設置していました。この配置ですと高さ方向の音の広がりが天井からの反射音で制限されているように感じましたので、スピーカーを天井が高い側に移動しました。やはり、私のこの配置での広がり感のある音が好きです。
2017 Mar：2016年末にDIYしたスタンドにAccutonのシステムを載せて、ウーファー用エンクロージャーの前に設置しました。
2017 Nov：Accutonとホーンシステム用にスタンドをDIYしてウーファー用エンクロージャーの前に設置しました。スピーカーの配置とは無関係ですが、前面中央に大型のアクリル画が入りました。
2017 Dec：Accutonとホーンシステムの配置が入れ替えました。
2018 Mar：ホーンシステムをウーファー用エンクロージャーの上に戻しました。ホーンシステムをAccutonの後方に配置することによって、まだまだ試行錯誤の最中でしたが、主役に成りつつあるAccutonのシステムから音ではなく音楽が聴こえるようになりました。
2018 Jun：今まで太鼓型システムとホーンシステムを同じ壁側に配置していましたが、ホーンシステムを天井の低い側へ移動しました。大型のエンクロージャーが無くなり、かなりAccutonのシステム周りがスッキリしました。それから、スピーカーの配置とは関係ないですが、アクリル画が３枚セットになり、部屋の雰囲気がシャープな感じになりました。
サブ的な位置づけになったホーンシステムを後方（天井の低い側）へ移動しました。こちらは、ホーンシステムと油絵4枚がコージーな雰囲気を醸し出してくれています。
2018 Nov：Accutonのウーファー AS250-8-552 がドイツから届きました。
そのウーファーをドライブするApollon のモノラルパワーアンプ NC800 SLM もスロべニアから届きました。最大出力は４００W（＠８Ω）で２００V仕様です。
2019 Mar：ウーファー用エンクロージャー（試作品で一個のみ）が完成しました。下記の様に変則的な置き方ですがが、センターに置くよりも自然な音場感が得られました。
2019 Oct：AccutonのAS250-08-552（ウーファー）用エンクロージャーが完成しました。タイムアライメントの観点からは、全てのユニットをインラインで置いた方が良いのでしょうが、ウーファー用エンクロージャーを太鼓型システムの横または真下（インライン）に置きますと、ウーファー用エンクロージャーの反射が原因で自然な音場感が損なわれたように聴こえました。
2019 Oct：最終的にはウーファー用エンクロージャーは部屋の両角に置くことにしました。ウーファーとミッドバスの繫がりが課題ですが、視覚的にも目立つことなく、不要な反射も最小限の配置となり満足しています。
2019 Nov：Accutonのシステム用のスタンドを作り直しました。それから、この機会にとエンクロージャー内のケーブルをアコ・リヴァ「SPC-REFERENCE-TripleC」からサンシャインの「SSP-reference1.0」に替えました。
2019 Dec：Technicsのリーフ型ツィーターEAS-10TH1000をアンビエントツィーターとしてAccutonのシステムに追加しました。
2019 Dec：スピーカーとソファーとの間に置いてあったテーブルを撤去しました。そして、窓の近くに置いていた一人掛け用の椅子を移動して、センターポジションで音楽が聴けるようにしました。
４回に分けて紹介しました私の「スピーカー関連の遍歴」にお付き合い頂き有難うございました。2種類のスピーカーシステム（計7種類のユニット）をマルチアンプ方式で鳴らすことは試行錯誤の連続でしたが、最近、暗いトンネルの先に一筋の光が見えて来たような気がします。
