Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

エンクロージャーの接着作業

ようやく接着の工程までたどり着きました。電動工具を使っての作業に比べたら、接着の作業は楽ちんと思っていたのは大間違いでした。やはり、自分で経験してみて初めて分かることもあります。

 

エンクロージャーの接着には、大型の木工用クランプが必要になりますが、結構高価な品です。繰り返し使う予定があれば、購入もやぶさかでないのですが、私の場合おそらく今後使う予定はありませんので、思案していたところ、リスニングルームのリフォームを担当してくれた地元の大工さん経由で、近所の工房の方からお借りすることができました。大工さんと工房の方に感謝、感謝です。

 

左右と前後の板を接着中

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左右と前後の板の接着時になるべく面位置を合わせるようにしますが、完璧に合わせるのは難しいですので、天板を接着する前にサンダーで板の面位置を揃えます。このサンダーは今回の作業のために購入しました。

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天板を接着中

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接着の作業は時間との勝負ですね。作業当日は天気も良かったので、ボンドの乾きが私が想像していた以上に速く大変でした。それから、70Lクラスのエンクロージャーの両サイドに当て板をしながら、大型のクランプを締める作業は初心者の私には無理で、妻に手伝って貰ってようやく作業を終えることができました。妻にも感謝、感謝です。

 

 我流ですが、エンクロージャー内部を下記のように補強しました。補強材の間に吸音ウールを取り付けます。バッフルとインナーバッフルとの間には5㎜厚のアスファルトシートを挟んでいます。効果の程は定かではないですが、素人の直感で採用しました。

  

(左)借組、(右)接着後(補強材込み)

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天板は接着しましたが、底板は暫定的にネジで留めています。今後、音を確認しながら吸音材の量を調整、その後に接着する予定です。仕上げの塗装も、音の確認を終えて、板材が馴染んできてから行う予定です。