序章 傅信幸(ふう のぶゆき)氏の人生の選択 2013年に発行された「傅信幸のオーディオ読本」は、私が何回も読み返しているオーディオ誌の一つです。 「傅信幸のオーディオ読本」の中で、私が特に印象に残っている一つが、冒頭に書かれているのが下記の文章…
試作1号機と試作2号機でのヘッポコな組み合わせですが、ようやく楕円4兄弟の競演が叶いました。チャンネルデバイダーが2台あれば、ミッドロー用ユニットをスタガーにして、5ウェイ化できるのですが、現時点ではチャンネルデバイダーは1台ですので、ソ…
ちょっと体調を崩し、オーディオのやる気スイッチが何処かに行っていましたが、数日前から元気になり通常モードになりました。やはり、健康が一番ですよね。 Scan-Speakミッドロー用ユニット21WE/4542T00と18WE/4542T00のエンクロージャー(試作2号機)のイ…
私がオーディオで繋がっている方々は、基本的にいまでは少数派となったマルチアンプ方式をベースにした自作スピーカーシステムがらみです。今回、ゴンザエモンさんと関西方面にお住まいの京都のまつさんとOさん宅にお邪魔してきました。 出不精の私、久しぶ…
毎度のことですが、私の備忘録に過ぎない程度のネタです。 このブログは自分の記録・記憶を目的としているのが10年以上続けられている要因だと思います。自分のオーディオ機器の遍歴、機器の配置換え、リスニングルームのリフォームなどを記事として残せたの…
オーディオ・クッキングの時間です 使わなくなったフライパンを使って塩抜きした砂を乾燥させています。計20kgの砂を小分けして二日掛けて作業を終えました。この用途に関してはまたの機会に。 我が家では200V-100Vのダウントランス(2kVA、1kVA、160VA 各1…
Scan-Speakのスピーカーシステムでミッドローを18WE/4542T00と21WE/4542T00の2個使いにしましたので、パワーアンプの構成を見直しています。 ① Scan-Speakのシステム:ミッドローは18WEのみの場合 Mid-Highはパワーの観点からBTL接続にして駆動する必要はあ…
無事に楕円4兄弟のユニットの取り付けが終わりました。下記は試作1号機と2号機のツーショットです。 試作2号機のデザイン、私はとても気に入っているのですが、いかがでしょうか。上の写真は夜、電球色のもとで撮影しましたが、こちらは日中に自然光のも…
エンクロージャーの工作も木工関係の作業をすべて終え、スピーカー端子を取り付けています。私は木工は万年初心者ですが、半田付けに関しては人並みのスキルは持っているのです このエンクロージャーはマルチアンプ方式で駆動する4ウェイのスピーカーシステ…
先日紹介しましたように、エンクロージャーの本体部分は完成しています。最近は、小物の加工を行っています。 小物ーその① 細長い板に3本の溝を掘っていますが、エンクロージャーのどこに何のために使うのでしょうね。中央の溝が少し大きいのも気になります…
先日地元の美術館のロビーで開催されたビッグバンド ジャズ フェスティバルを聴きに行ってきました。 開演時間間近に行っても余裕で席に座れると思っていましたが、下記の写真のように座席どころか階段まで人で埋まっていました。演奏する人も、これくらいの…
低音用エンクロージャーの主要部材の接着作業を終えました。パネル単位で接着していますので、作業に要する時間はそんなにはかかってははいないのですが、一日一枚のペースでの作業でしたので日にちだけが過ぎてしまいました。 裏蓋と補強が残っていますが、…
前回の仮組みの写真を見た方からは、「まだ、完成していなかったの?」と言われそうですが、中高音用と低音用エンクロージャーの接着作業を行っています。 中高音用エンクロージャーの接着は背面パネル以外はすべて同時に行いましたので、木工ボンドの乾燥に…
秋はオーディオのイベントの季節でもありますが、スポーツの秋でもあり、テニスの草トーナメントもあり充実した日々を過ごしています。 オーディオのオフ会では、他の方と一緒に音楽を聴いていると改善点が見つかります。テニスの場合でも、ヘッポコプレーヤ…
最近、雨の日が多く、エンクロージャーの工作がなかなか進みませんが、ミッドロー用エンクロージャーの仕切り板を精密カットして、仮組みするところまできました。切断する位置を間違うと、その板は使い物にならないですので、少し長めに切断した後、裏蓋の…
楕円4兄弟のエンクロージャーの製作、板の切断から1週間後に低音部と中高音部の分離のための切断、そして、今回ようやくユニット用の穴あけが完了しました。 今まではユニット用の丸穴はルーターで加工していましたが、今回はジグソーのガイドを丸穴あけの…
楕円4兄弟のエンクロージャーの製作は、週3日のテニスの合間にやっていますので、亀君に追い越されそうな遅~いペースですがそれなりに進んでいます。 下記は前回紹介したサイドパネル(左右)とフロントバッフルです。高さは1200㎜、幅は500mm、奥行きは4…
先日、地元のホームセンターで購入したラバーウッド集成材の切断を青空工房で開始しました。 今回製作するのは試作2号機で下記のようなデザインになります。正面と側面とも台形ですので、縦と横の斜めカットはもちろんですが、板の厚み方向の斜めカットが必…
Scan-Speak 楕円4兄弟のエンクロージャー(試作2号)はラバーウッド(ゴムの木)集成材で作ることにしました。 ラバーウッド集成材を選んだ理由は、単に価格です。地元のホームセンターで「大特価」で販売されていました。私が購入した日はさらに10%引きセ…
地元のホームセンターで何か面白そうなモノ・素材はないかと歩き回っていたら、ありました。「極厚ラバーマット」と呼ばれているものです。比重がそれなりに高く厚みが20㎜ありますので、500x500x20㎜のサンプルを持ち上げてみると、これは使えそうな予感が…
ステレオサウンド誌の最新号の広告のページをめくっていたら、どこかで見たようなエンクロージャーのデザインが目に留まりました。 ZELLATONというドイツのブランドのスピーカーシステムだそうです。三つある三角の頂点を後方に少しずらして、フロント面を台…
3D CADの一つ Fusion 360 に挑戦しています。自分の年齢を考えると今更感ありますが、Never Too Late の精神で頑張ります。 ソフトウェアは「とにかく使ってみること」が大事と言われますので、ネットの情報を頼りに台形型エンクロージャーの設計をしてみま…
前回のエンクロージャーのデザイン「バッフル編」の続きで、今回はサイドパネルに焦点をあてます。 段ボール紙で作ったフルスケールのエンクロージャーを、玄関ホールに仮置きしています。通りかかった妻が、「すご~い、こんなに立派なものを作っていたとは…
先日紹介しましたAvalon Tesseractもどきのエンクロージャーのモックアップは1/8スケールでした。現在のところ、私が一番しっくりきているのが下記のデザイン、もしかしたら私でもDIYできるかのと思い始めています。意匠性の要素の高い4角錐の部分は nice to…
最近は、楕円4兄弟のエンクロージャーのデザインのイメージ作りに励んでいます。 このスピーカーシステムのデザインの一番の難点はミッドハイのユニット(D8404/552000)の振動板がΦ84でミッドハイとしては一般的な大きさなのでが、マグネットが大きくフラ…
楕円4兄弟(+ソニーのウーファー)で鳴らすフュージョン系の音楽が、耳にも身体にも心地良く、自然にボリュームを上げて聴きたくなります。18WE/4542T00と21WE/4542T00の並列使いに加えてソニーの15インチのウーファーのサポートによって中低域が量感とグ…
亀よりのんびりした速度で進んでいる私のプロジェクトですが、ようやく片チャンネルのみの楕円4兄弟が完成しました。 下記の写真右でツィーター付近に横筋があるのは、手持ちの板が小さく2枚を接着したためです。このエンクロージャーはあくまで実験(一次…
Scan-Speakのミッドウーファー21WE/4542T00を大小2種類のエンクロージャーで測定も無事終えましたので、当初から予定していた18WE/4542T00を小さい方のエンクロージャーに取り付けました。21WE/4542T00と18WE/4542T00のダブルミッドウーファーの誕生です。 …
大きい方のエンクロージャー(吸音材および補強なし)に搭載したミッドウーファーの音響測定結果を紹介します。前回同様、定在波の影響が少ない場所を選び、スピーカーとマイクロフォンの間隔1mで測定しました。 上のグラフだけを見たら、とんでもない特性…
前回はエンクロージャー内の吸音がテーマでしたが、今回は補強の話です。 今回製作したエンクロージャーは外観のデザインと容積による特性の確認が目的でしたので、手持ちの板(バッフルは25㎜厚、それ以外は18㎜厚、いずれもパイン集成材)で製作しました。…