Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

ハム音対策、ACモーターの移動

2週間ほど前に紹介しましたが、トーンアームをトーンアーム受けに置いた時だけMCカートリッジが近接するACモーターから電磁誘導を受け、スピーカーからハム音がでているのに気付きました。今回はその対策編です。 Before ハム音の対策としてACモーターの位…

ラック配置の最適化(備忘録)

今回の記事は、人様の役に立つような情報ではありませんが、私の備忘録として残します。数年後に振り返ってみると、この時はこんなことをやっていたんだと思い返せます。私にとって、これがブログを続ける最大の動機になっています。 エルサウンドのフォノイ…

エルサウンドのフォノイコライザ EMC-2 の試聴

今回はエルサウンドのEMC-2(MCカートリッジ用イコライザーアンプ)を我が家のアナログ環境で試聴しましたので、その結果を紹介します。 私は「ピュア・デジタル再生派」の称号をある方から頂いているくらい、デジタル再生重視の人間なのです。私はアナログ…

オフ会の直前のスピーカーシステムの調整

当初の予定では、今回はエルサウンドのフォノイコライザの試聴記を予定していましたが、急遽、スピーカーシステムの測定の話に変更しました。 3月にお邪魔させて頂いたFさんと近隣にお住まいのWさんが、近々我が家に遊びに来られる予定です。先日夜遅く、リ…

フォノイコライザの試聴の前にちょっと寄り道(失敗は成長の種)

エルサウンドのフォノイコライザの試聴の前にちょっと寄り道です。予期せぬ問題に遭遇しています フォノイコライザの比較試聴時にプリアンプのボリュームを午後1時の位置(@1mで100dB弱)まで上げたらハム音が出ているのに気付いたのです。この問題に気…

エルサウンドのイコライザーアンプがやって来る

ノッティンガムのアナログプレーヤーのモーターなし、トーンアームなしの中古品を導入したのが2021年1月、それ以来、VPIのアナログプレーヤー ARIES 3 Black Knigh の出番が無くなってしまいました。VPIのプレーヤーも縁あって我が家に来た機器ですので、た…

音楽との結びつき:オーディオ愛好家の心象風景

今回の配置換えでScan-Speakのシステムを傾斜天井の高い側に移動しましたので、音響測定をしながらシステムの確認(微調整も含めて)を行っています。 システムの確認をしながら改めて気づいたのが、私は高音域が明瞭に鳴るリスニングルームが好き、そして、…

ヒツジの皮を被ったオオカミ的な音源(録音)との遭遇

リスニングルームの配置換えがほぼ完了して、ようやく音楽を聴くモードになっています。そして、嬉しいことに、この新配置がSonyのウーファーと組み合わせたScan-Speakのスピーカシステムのファイナルアンサーとなりそうです。 Accutonのシステムを使う時の…

失敗したらもう一度やってみればいい

「またかよ!」と言われそうですが、部屋のレイアウト変更に精を出しています。AccutonとScan-Speakのシステムの両立を目指して、後者を傾斜天井の低い側から高い側に移動したのが1ヶ月です。鳴らしていないAccutonのシステムは音響パネルの裏に隠れていま…

DS Audio DS001からDS003へ

我が家にDS Audioの第一世代の光カートリッジ DS001の中古品がやって来たのが2022年です。 DS001の発売は2013年ですから、いつもながら周回遅れの出会いです。巷で評判の光カートリッジを自分のシステムで聴いてみたかったのが導入した動機です。本命はこの…

異次元のサウンドステージ:圧倒的な音数と立体感

先日、Fさん宅にお邪魔して、自分では絶対に出せないレベルのオーディオ再生を堪能してきました。ブログ仲間の紹介で初めてFさん宅を訪問したのが2018年、そして、今回で5度目の訪問です。 Fさんのメインのリスニングルームには4種類のスピーカーが配置…

J-POPの再生は難しい

私はスピーカー、チャンネルデバイダー、室内音響の調整後の確認には自分が何百回聴いても楽しめる音源を定点観測用に使っています。最近、その定点観測用の音源は嫌な音が出ない部類のものだと実感したのです。「気付くのが遅いよ」、などと言わないでくだ…

DS001の後継機(音楽をどう聴きたいのか、それが重要だ)

今回は今年の1月11日の記事「マイ・カートリッジの聴き比べ」の続編です。 myuaudio.hatenablog.com 我が家では、下記の2種類の組み合わせでレコード再生を楽しんでいます。今回、DS Audio DS001 の後継機がほぼ決まりそうですので紹介します。 DS Audio DS…

Network Audioのイベントに参加

先日、あるオーディオショップでNetwork Audioのイベントが開催されました。fidataのデモも含まれるのことで、我が家からは遠出になりますが参加してきました。このイベントはアナウンスされてすぐに予約数に達していまたので、タイムリーな企画となったよう…

パワーアンプの組み合わせの変更(実行編)

Scan-Speakのスピーカーシステムと組み合わせるパワーアンプが、厳正なる試聴の結果決定しましたので紹介します。 先日の記事で紹介しました下記の組み合わせに変更して試聴しました。変更した当日は何となく音場が小振りになったような気がして、今回の変更…

No Audio, No Life:パワーアンプの組み合わせの変更

3種類のスピーカーシステムの配置換えが終わりましたので、更なる頂きを目指してScan-Speakシステム用のパワーアンプの入替えを思案中です。No Audio, No Life を実践しています。No Music, No Life だろうと音楽鑑賞家には言われそうですが、それも一理あ…

スピーカーの新配置(実行編 その2)

下記は前回紹介しました「とりあえず移動して置いた状態」の写真です。Scan-Speakのシステムで鳴らした音は酷いもので、正しくスピーカーが鳴っている状態でした。久しぶりに消えないスピーカーシステムの音を聴きました。 スピーカーユニットが試聴できるシ…

スピーカーの新配置(実行編 その1)

人生最後の日に、やらない後悔よりやる後悔を実践した自分を褒めてあげたいですので、先日紹介しましたスピーカーの新配置案を実行に移すことにしました。 今回の作業には重量物の移動が伴いますので、安全第一で室内用スリッパから安全靴に履き替えて作業開…

3種類のスピーカーの新配置計画(後編)

前回の記事「3種類のスピーカーの新配置計画(前編)」の続きです。 前回の記事でも明記しましたが、現在のScan-Speakのシステムの配置で気になっている点は、下記の3点です。 ① Scan-Speakのシステム側の天井高は2.4mとAccuton側の4mに比べてかなり低い…

3種類のスピーカーの新配置計画(前編)

AccutonとScan-Speakとで共用できるスピーカースタンドが完成したら、新たなアイデアが湧いてきました。ようやっとのことで工事中の看板を外せたのですが、新たな工事がスタートするかもしれません。「おぬしも忙しい奴じゃの~」と言われそうです Scan-Spea…

スピーカースタンド完成しました

やっとのことで、スピーカースタンドが完成しました。たかがスピーカースタンドなのに、なんでこんなに時間がかかるのでしょうね。 ここ数日、風も穏やかでしたので青空工房でペンキ塗りです。 中板(上2枚)と上板(左下2枚 Accuton用、右下2枚 Scan-Spe…

今日も工作日和

スピーカースタンドはまだ完成していませんが、工作には励んでいました。 今回、ひょんなことからAuro3Dさんのハイトスピーカーの移設のお手伝いをすることになり、下記のような工作をしていました。出来上がってしまうと、何でもないようなものなのですが、…

私の工作、亀の歩きのごとく

AccutonとScan-Speakのスピーカシステムで共有できるスピーカースタンドの工作の進捗は亀の歩きのごとく状態です。妻からは、時間はたっぷりある身なのだから「それでいいんじゃないの」と慰めて貰っています。Time is money から卒業してもう少しで10年、自…

自作スピーカーの魅力、懐かしい円形ホーン三兄弟

過去の自分のブログを眺めていたら、2012年頃に円形ホーン三兄弟の構築を始めていました。この後ホーンのインライン化へと発展していきました。 ウーファー用エンクロージャーはラフトクラフト製のバスレフ型、ユニットはソニーのSUP-L11です。 同年に、ミッ…

ただ今、工事中😅

我が家のリスニングルームは、例年工事中の時が多く、落ち着いて音楽が聴けない日が多いのですが、今年もそのような一年になりそうです。 先日紹介しましたスピーカースタンドの試作一号機が少々無骨過ぎましたので、板厚を薄くして(外形寸法も少し変えて)…

AccutonとScan-Speakのスピーカーシステムで共用するスタンドの試作

AccutonとScan-Speakのスピーカーシステムで共用できるスピーカースタンドを試作しています。誰の参考にもならない情報で、ごめんなさい 現状 Accutonのミッドバス用の太鼓胴の底面には、スタンドと連結するために写真左のような切込みがいれてあります。そ…

AccutonとScan-Speakの両立(前編)

AccutonとScan-Speakのスピーカーシステムを同時に使うことはありませんので、鳴らしていない方を、視覚的・音響的に邪魔のならない所に移動したくなります。しかし、家庭内の力関係で、別な部屋に移動するという選択肢はないのです。冗談ですよ リスニング…

ウーファーとミッド・ツィーターの配置が空間表現能力を向上させる

先日の記事「マイ・カートリッジの聴き比べ」で、生形氏は評論家の中では自分と近いオーディオ再生の価値観を持った方ではないかなと申しました。その背景が今回の記事になります。 ステレオ 2023年 04 月号で生方三郎氏の新しく出来たリスニングルームが「…

マイ・カートリッジの聴き比べ

最近発売された『季刊・アナログ vol.82』で「10万円台のカートリッジ一斉比較、合計18モデル」が特集されていましたので、参考になるかもと思い購入しました。試聴は生形三郎氏が担当されています。生形氏は評論家の中では自分と近いオーディオ再生の価値観…

任務終えた機器に新たな使命を

ミュージックサーバー fidata HFAS2-X40 の導入で控えとなった IODATA RAHF-S1 の活用先が見つかりました。 IODATA RAHF-S1はNuForce のパワーアンプ Icon2s と Scandyna社のディスクトップ型スピーカー Micropod SE と組み合わせて読書用に使うことにしまし…