当初の予定では、今回はエルサウンドのフォノイコライザの試聴記を予定していましたが、急遽、スピーカーシステムの測定の話に変更しました。
3月にお邪魔させて頂いたFさんと近隣にお住まいのWさんが、近々我が家に遊びに来られる予定です。先日夜遅く、リスニングポイントで音響測定をしながら音圧レベルとタイムアライメントの調整をやっていたら何が何だか分からなくなってしまいました。スピーカーシステムの位置を変えたのもいけなかった。オフ会の直前にシステムを弄るのはやってはいけない「あるある」なのですが、やってしまいました。反省😅
今回のオフ会、延期した方が良さそうとも思いましたが、翌日基本に立ち返ってスピーカーから1mの所で特性を再確認しました。
繰り返し測定しながら、それぞれのユニットの音圧レベル、クロスオーバー周波数、減衰特性、遅延時間の数値を微調整しました。ミッドローにバッフルステップ補正を施せば、周波数特性はフラット化できるのですが、私には聴感上音が抑圧されたように感じるときがあるので行っていません。私は最小限のバッフルから得られる広大なサウンドステージの方が重要(好み)なのです。それはともかく、左右の特性が良く揃っているのと、タイムアライメントもそれなりにできているのが確認でき、精神的余裕が少しでてきました。
各ユニットの特性(注:低域の調整前)
半日ほどの時間的余裕しかありませんが、後は定点観測用音源を使ってデジタルチャンネルデバイダーのパラメータの微調整に励みます。FさんとWさんには、我が家のシステムの出来ていないところには目をつぶり、良いところを見つけてオフ会を楽しんで貰えれば嬉しいです。オフ会は優劣を決める品評会ではないですからね😀
我が家のリスニングルームは、一年の内半分は「ただ今工事中」の看板を入り口のドアに掛けた状態なのですが、久しぶりに部屋が片付きました。妻の厳しい監査にも合格しました(うふふ)。私のスピーカシステムの調整力はともかく、お客様をお迎えする準備は整いました。
お出掛け用写真の更新
今年の3月のFさん宅の訪問記はこちら ↓