Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

オーディオ一般

音楽との結びつき:オーディオ愛好家の心象風景

今回の配置換えでScan-Speakのシステムを傾斜天井の高い側に移動しましたので、音響測定をしながらシステムの確認(微調整も含めて)を行っています。 システムの確認をしながら改めて気づいたのが、私は高音域が明瞭に鳴るリスニングルームが好き、そして、…

ウーファーとミッド・ツィーターの配置が空間表現能力を向上させる

先日の記事「マイ・カートリッジの聴き比べ」で、生形氏は評論家の中では自分と近いオーディオ再生の価値観を持った方ではないかなと申しました。その背景が今回の記事になります。 ステレオ 2023年 04 月号で生方三郎氏の新しく出来たリスニングルームが「…

ハイライト満載! 今年のマイ・オーディオ活動

「感謝をこめて2023年オーディオ活動のまとめ」をタイトルにする予定でしたが、AIが勧める「ハイライト満載! 今年のマイ・オーディオ活動」の方がキャッチーで今風かなと思い採用しました。 今年も残すところ3日となりましたので、「今年のマイ・オーディ…

スピーカーの移動にはレバーアームリフターが便利

最近、自分の力では持ち上げられない重さのスピーカーを移動する機会が増えましたので、なにか便利な道具はないかなと調べましたら、私の用途に丁度良いのがありました。 レバーアームリフター(ジャッキスタンドとも呼ばれている) を購入しました。これを…

感謝をこめて2022年オーディオ活動のまとめ

今年も残すところ2日となりましたので、この1年を振り返ってみます。半年以上前のことは遥か彼方ですが、自分で思っていた以上にいろいろなことをやりましたね。 私の今年のブログの記事数は120件で週2のペースでした。オーディオと私のもう一つの趣味の…

システムのブロック図を更新

我が家のオーディオシステムのブロック図を自分用の備忘録として更新しましたが、せっかくですので、話の種にでもなればと思いこのブログでも紹介することにしました。 オーディオ機器の選択基準は価格や音だけではなくデザインも重要な要素ですよね。私の場…

音楽と芸術の秋を堪能しています

1987年にフル・デジタル・レコーディングされたStingの『...Nothing Like the Sun』のハイレゾ音源が思いのほか良かったので、レコード(中古)も購入しました。 光カートリッジ(DS001)とオルトフォンのMCカートリッジ(MC-A90)の両方で聴き、ハイレゾ版…

Grandioso T1とEsoteric P0の設計思想

Esoteric から最近発売されたターンテーブル Grandioso T1が技術的な観点から気になります。経済的な観点からは私には縁のない世界の製品ですが、それはそれとして … なぜ、私がGrandioso T1に惹かれるかと言うと、1997年発売された私の愛器の一つであるP0の…

200V-100Vダウントランスの工作

オフ会でたくさんの刺激を頂き、私の脳もオーディオモード全開のようです。今回はダウントランスの工作をしましたので紹介します。 中村製作所 NSIT-2000plus MarkⅡを導入したのが2011年、それ以来、オーディオ機器はほぼすべて200V-100Vダウントランスを使…

再びラック棚の配置換え

「オーディオの秋はどこに行ったの」と言いたくなるような気温の低さですね。 エソテリックのP0が修理から戻って来たのが今年の7月、その時にラックの配置換えを行い完成したのが写真左、右は作業途中のものです。先日、DS Audioの光カートリッジを周回遅れ…

気になる最新ハイエンドスピーカーの評価

ステレオサウンドの最新号(No.224)では「スピーカー一斉試聴テスト」が特集されています。2018年以降に発売された「ペア価格40万円以上1,000万円以下」の現行スピーカーから40モデルを選び、それらを価格帯により40から160万円と160万円から1000万円の2グ…

オーディオマニアが観た「地獄の黙示録」

2001年に公開された『地獄の黙示録 特別完全版』は劇場で観たのですが、先日、NHKで放映された『地獄の黙示録 ファイナル・カット』を録画して観ました。 『地獄の黙示録』ではワーグナーの「ワルキューレの騎行」が効果的に使われているのは良く知られてい…

ありがとう、私の旧リスニングルーム

私は転勤族ではありませんでしたので、そんなに数々の家(部屋)に住んだ印象はないのですが、振り返ってみると、生家、社員寮、学生寮、ホームステイ、間借り(2件)、アパート、社員寮、アパート、結婚して借家、公団の賃貸、マンション、そして現在の別…

「外部クロック」と「ヒュッゲ」

修理から戻ってきたP-0の動作確認を兼ねて、最近はレコードよりCDを多く聴いています。私の記憶ではもう少し音に立体感がありほぐれていたような気がしました。心当たりは、外部クロックの有無です。そこで、ラックの棚を無理して空けて、エソテリックの外部…

P-0の帰還と機器の配置換え

修理から戻ってくる P-0を迎えるために、オーディオラックの機器の配置換えを行っています。レコードプレーヤー以外の機器をすべて一旦ラックから出して、棚板の位置を変えています。ご覧のように、部屋は足の踏み場もない状態です。 タウ君も応援に駆けつ…

音楽と絵のある部屋

ネイティブ・アメリカンのアーティストが描いた砂絵をリスニングルームに飾りました。この砂絵には一目惚れした以外にも特別な思入れがあります。30年程前、ある記念に自分への褒美として購入した絵です。 特別な思入れのある砂絵 昔、砂絵はネイティブ・ア…

P0のメインテナンス

我が家でのディスク再生はCDのみで世の中の進歩から取り残されています。 そのCD再生でキモとなる機器がエソテリックのCD専用トランスポートのP0です。発売されて間もなく購入、その後2度のバージョンアップも施して20年以上愛用しています。 1年ほど前から…

Diretta(LANDAC)を使ってファイル再生

我が家のデジタル再生は EsotericのCDトランスポート P0s と SFORZATO のネットワークトランスポートDST-01 で行っています。 ハイレゾ音源の再生を可能にしたネットワークやPCオーディオは技術革新の激しい分野の製品ですが、DST-01は2010年12月に導入して…

ヤフーブログの記事の保存方法

ヤフーブログのには自分のブログの記事を手元にダウンロードして残す機能がないようです。ヤフーブログのサービス終了を機に、ブログを止める方もおられるようですが、せっかく書いた自分の記事が消滅するのは忍びないものです。 最近、FC2ブログにヤフーブ…

「はじめまして」から「思えば遠くにきたもんだ」

私は2010年11月13日にヤフーのブログを始めました。初タイトルは「はじめまして」で、名刺代わりに所有する機器の紹介をしています。 今改めて見ますと、当時所有していた機器がいまでも我が家で現役で頑張っていてくれています。そういう私は現役から退いて…

第一印象は「静かな低音」

ようやく、Accutonのウーファーユニット AS250-8-552 をエンクロージャーに取り付け、妻に手伝って貰い部屋に運び入れました。 エンクロージャーは密閉型でサイズは 420(W) x 530(H) x 680(D) で内容積は約90Lです。今回は試作ですので、材…

エンクロージャーの製作 バッフルの追加工編

前回の記事「エンクロージャーの製作 バッフル加工」で、MilesTADさんから下記のような的確なアドバイスを頂きました。 > 内側のバッフルの孔径は、表側のバッフルよりも30ミリ以上大きくした方が良いですね。フェライト・マグネットを使ったユニットの場合…

エンクロージャーの製作 バッフル加工

ウーファー用のエンクロージャーの製作は、暖かい日限定ですので、ゆっくりしたスピードですが進んでいます。 ルーター使いの初心者ですので恐る恐るユニット径に合わせて、Φ230で穴をあけています。ルーターに付属してきたガイドを一工夫して円形カット…

エンクロージャーの製作 組立前編

Accutonのウーファー AS250-8-552 用のエンクロージャーの製作の続編です。前回、20㎜厚のパーティクルボードの接着を紹介しましたが、今回は組立の前編です。今回は試作ですので、後で変更もできるように、接着ではなく75㎜長の木ねじを使って組み立ていま…

「伊豆高原オーディオの里倶楽部」の例会

地元で開催されていた、「伊豆高原オーディオの里倶楽部」の例会に参加してきました。今回の参加者は20名を超え賑やかな集まりとなりました。やはり、参加者が多い方が楽しいですね。 満員御礼 @nagoya洗濯船II 今回は、下記の3種類のスピーカーが使われま…

エンクロージャーの製作 接着編

現在のAccutonの3ウェイシステムに、100Hz以下を受け持つウーファー (Accuton AS250-8-552) を追加する計画を、昨年紹介しましたが、エンクロージャーの製作に気分がのらずに年が明けてしまいました。 Accuton AS250-8-552 当初、エンクロージャーは台…

ダイナミックオーディオ 「Enjoy H.A.L.2019 Vol.1 」

先日、ダイナミックオーディオ HAL にてイベントがありましたのでお邪魔してきました。 今回のイベントの趣旨は、「一般的なオーディオ機器の試聴会ではなく、HALの音響空間(コンサートホール)で選び抜かれた展示製品(アーティスト)をフル稼働して、川又…

ゆるーいオフ会

昨年5月の伊豆高原のイベントでQUADのコンデンサ型スピーカー ESL2905 をお使いのYさん宅を訪問しました。Yさんは、QUADのプリアンプ QC24 とパワーアンプ TWO FORTY を選ばれてところにYさんの美学を感じます。 QUAD ESL2905のある上質な空間 妻が第二リビ…

オフ会 - 山下達郎「アトムの子」ライブバージョン

久しぶりに妻をリスニングルームに招いて今年初めての家庭内オフ会を開催しました。今回は、愛猫のタウ君も「お父さんの椅子」で寝ながらですが特別参加してくれました。タウ君は日中、目一杯外で遊んできて、ご覧の通りお疲れのようです。 友情出演のタウ君…

初めてのシングルCD

伊豆高原にあるジャズカフェのオーナーと、システムの調整・確認用にどのような音源を使っているか、との話にはなり、下記の山下達郎のシングルCDを紹介されました。ジャズカフェを開く程の方なので、てっきりジャズの名盤を使われていると想像していたの…