Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

2020-01-01から1年間の記事一覧

ホーンシステム月間は終了

4月と5月はホーンシステムで音楽を堪能していました。ホーンシステムには、このところ愛情を注いでいませんでしたので、鳴らし始めは、表面的でそっけない感じでしたが、ひと月程鳴らしこんでからはそれなりに歌ってくれるようになりました。 特に意識した…

超低域再生が音楽に生命力を与える

先日、五輪真弓のフランスで録音されたレコード盤の素晴らしさを紹介しましたが、日本で録音されたレコードにも素晴らしい盤があります。 その中の一枚が、弘田三枝子のレコード「My Funny Valentine Mieko Hirota」です。このレコードは私好みの演奏・録音…

「ハーフスピード・リッピング」、ハイレゾ時代の新レコード再生法

ハイレゾの時代になり、その技術を上手く使うことによってアナログレコードも更なる高音質で再生が可能になるのではと妄想を膨らませています。 レコードの録音・カッティング手法の一つに、76cm/sでマスターテープを製作、それを38cm/sで再生し、カッテング…

五輪真弓、フランス録音盤は◎

何気なく(イージーリスニングの気分で)五輪真弓の「潮騒」をレコードで聴いてたのですが、録音の良さに気づいて本気モードで試聴(音楽鑑賞ともいう)しました。録音情報を確認するとフランス (Studio 92 in Paris) での録音とあります。手持ちの五輪真弓…

レコードクリーナの故障とシジュウカラの子育て

久しぶりにVPIのレコードクリーナに電源を入れてレコードを一枚洗浄、そして、2枚目を洗浄しようとしたところ、モーターは回るのですが、吸引を開始してくれません。一枚目の洗浄時に少し焦げた臭いがしたような気がしたのと、バキューム用スイッチの感触が…

子供のオオカミが現れた

先日、久しぶりにホーンシステムを鳴らしてみましたがしっくりこない部分がありましたので、ツィーターをホーンタイプの Fostex 500A MkII から リボンタイプの Technics EAS-10TH1000 に変更して遊んでいます。いずれも、10年から20年前に購入した品です。 …

ホーン・システムではオオカミ現れず

先日紹介しました「ヒツジの皮をかぶったオオカミ的な音源」をホーンスピーカーでも聴きたくなりました。ホーンスピーカーはサブ的な扱いで約一年の間音を出すこと機会がありませんでしたので、音出しの前に定期点検を兼ねて音響測定を行いました。 スピーカ…

ヒツジの皮をかぶったオオカミ的な音源

私は車の趣味は持っていませんが、”おぎやはぎの愛車遍歴” (BS日テレ 土曜21:00~)を録画して観ています。先日、何気なくBGM用にとかけたCDが素晴らしく、なぜか今年2月に放送された”おぎやはぎの愛車遍歴”のスピンオフ企画「第1回ヒツジ・オオカミモータ…

パワーアンプの組み換え

最近、トランス式アッテネーターを使った実験を行っていますが、成り行きで新たなパワーアンプの組み合わせも同時進行で試しています。今回も新たな機器の購入はなく、手持ちの機器を使って、より良い音を目指す「プロセス」を楽しんでします。 Before 下記…

トランス式アッテネーターの実験(音響測定)

我が家のシステムでは、本気モード時の最大音圧がデジタルプリで-6~+3dB位になるように、デジタルチャンネルデバイダーとパワーアンプのゲインを設定しています。そして、-20dB以下で聴くことはめったにありませんので、CDの音源を聴く限りビット落ちにあま…

トランス式アッテネーターの実験(準備編)

マルチアンプ方式で駆動するスピーカーシステムのMid-HighとHighユニット用に、ホーンのシステム用にと購入していたトランス式アッテネーターを使ってレベル調整の一部を任せる実験の準備をしています。マルチアンプ方式の最大の良さは、パワーアンプとスピ…

オーディオ名盤

最近はオーディオ機器の弄り遊びが無く、ブログの更新が滞ってしまいました。天気の良い日は庭の手入れとテニス、夜は読書をしながら音楽をまったりと聴いています。 オーディオのイベントやオフ会で自分のシステムで鳴らしたくなるような素敵な音源と出会う…

音質改善に座布団3枚

我が家のリスニングルームは傾斜天井で、スピーカーの真上が最大で4mあります。音楽を聴く時に天井が視野に入らないのは気持ちの良いものです。以前のリスニングルームはマンションの防音室で天井高が2.4mしか取れていませんでしたので、今の環境で音楽を…

私のオーディオ的名盤

久しぶりに中島みゆきの世界をレコードで堪能しています。 特に印象に残ったのが1978年に発売された『愛していると云ってくれ』です。どのような感性を持っていればあのような歌詞が書けるのでしょうか。心が病みそうなくらい真剣に自分に向き合わなければ出…

太鼓型スピーカーシステムの総費用

今まで、Accutonのユニットを使った太鼓型スピーカーシステムは2013年から成り行きに任せて段階的に構築してきましたので、それに要した総費用を気にしたことはありませんでした。最近、システムが最終形に近づいてきましたので、費用を纏めてみました。 下…

日米独版の聴き比べ

五嶋みどりの聴き比べ 久しぶりに五嶋みどりの演奏を聴きたくなり何気に選んだのが、ヤンソンス指揮・ベルリンフィルと競演のメンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲/ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番(日本版)でした。 とても気持ち良く聴けたので、次に手…

フロントグリルの製作

ウーファー用のフロントグリルを製作しました。昔のJBLのスピーカーに使われていたような工芸性のあるフロントグリルではありませんが、コストパフォーマンスに優れたものが出来たと思っています。 私が使用しているウーファーユニット(Accuton AS250-8-552…

ピアノ協奏曲の夕べ、「蜂蜜と遠雷」より

私は2年前から地元の図書館の現代小説の書棚から作家名で「あいうえお」順に、自分と相性の良さそうな本を借りて読んでいます。年間90冊のペースで読んでいまして、現在「か行」の所です。恩田睦「蜂蜜と遠雷」は昨年8月に読みました。妻もその小説を最近読…

ヴィバルディとショパンの夕べ

年初めのオーディオ活動は妻とのレコード鑑賞でした 残念ながらラブラブな関係ではありませんが、たまには音楽を一緒に聴く「程よい距離感」を持った関係です。 妻からのリクエストはヴィバルディの「四季」です。3ケ月ごとに季節が変わっていくという世界的…