Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

ホーン・システムではオオカミ現れず

先日紹介しました「ヒツジの皮をかぶったオオカミ的な音源」をホーンスピーカーでも聴きたくなりました。ホーンスピーカーはサブ的な扱いで約一年の間音を出すこと機会がありませんでしたので、音出しの前に定期点検を兼ねて音響測定を行いました。

 

 スピーカーの構成     
 低音:ソニー SPU-L11+Woody&Allen製エンクロージャー(密閉式)
 中音:ソニー SUP-T11+Woody&Allen製円形ホーン (46cm) 
 高音:フォステクス T500A MkII

 

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下記はリスニングポイントでの周波数特性です。アキュフェーズのデジタルプリDC-330とデジタルチャンネルデバイダーDF-55の機能を駆使した結果、下記の様な中域から高域なかけてなだらかに減衰する素晴らしい特性が得られました。定在波の影響はあるのですが、リスニングポイントでは顕著に表れていないのは偶然(プロの技?)です。左右の特性差も少ないのが嬉しいです。もちろん、周波数特性がすべてではありませんが、良い特性結果は精神安定剤的な役目は果たしてくれます。

 

RED : R-ch,   BLU : L-ch  @リスニングポイント(3m)

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先日Accutonのシステムで聴いて録音の良さに驚いた Celtic Woman のCDを、完璧に調整したホーンシステムで聴いてみました😀。

 

 

試聴の結果です。Accutonのシステムは演奏・録音に感動を覚えましたが、ホーンシステムでは、それなりの音量で聴いても、残念ながら”オオカミのいない普通の音源”に聴こえます。サウンドステージは広く、優等生的な表現で安心して音楽に浸れますが、私が期待していたような結果とはなりませんでした😅。

 

Accutonのシステムでは音の層が厚く音数も無数で、満点の星空から音が降ってくるような感覚が味わえ、綺麗な流れ星を表現する高音や、遠雷ような重低音にビックリしましたが、ホーンシステムでは優等生的な再生音で安心して音楽が楽しめましたが、今回は感動するレベルまでには達することができませんでした。

 

Accutonのシステムが置いてある方の天井は3.5m、後方には十分なスペースが確保できていますが、ホーンシステム側の天井は2.7mで、エンクロージャーは壁にほぼくっ付いた状態で配置しているのも悪さしていると思われますので、もう少し、愛情を持ってホーンシステムを鳴らす必要がありそうです。

 

 「ヒツジの皮をかぶったオオカミ的な音源」もシステムが違うとオオカミが陰に隠れたままで現れない可能性もあるようです😅。

 

 

 

巣箱を掛けていたコナラの大木がコナラ枯れ病にかかり業者に伐採してもらいました。巣箱の移動時に巣箱の中を覗いてみたらなんとシジュウカラの卵が9個も入っていました。巣箱はコナラの近くにあった別な木に移動しましたので不安でしたが、時々シジュウカラが出入りしているのを見かけますので、近々可愛いヒナ達が見られそうです。

 

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