Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

トランス式アッテネーターの実験(準備編)

マルチアンプ方式で駆動するスピーカーシステムのMid-HighとHighユニット用に、ホーンのシステム用にと購入していたトランス式アッテネーターを使ってレベル調整の一部を任せる実験の準備をしています。マルチアンプ方式の最大の良さは、パワーアンプとスピーカーユニットを直結できることですので、ダメもとの結果に終わるかもしれませんが、挑戦して学ぶもの沢山あるはずです。

 

今回の実験の動機は、Mid-HighとHighユニットを駆動するAccuphaseパワーアンプ A35 のゲインセレクターは現在-6dBのポジションで使っていますが、巷で評価の高いゲインがMAXの状態で使ってみたくなりました。しかし、デジタルチャンネルデバイダーのデジタル領域での減衰量はなるべく最小限に抑えたいですのでトランス式アッテネーターの出番となった訳です。

Accuphase A-35

 

下記は我が家のシステムの一部を図にしたものです。現在、ユニットのレベルの調整はデジタルチャンネルデバイダー(Accuphase DF-55) とパワーアンプ (Accuphase A-35)を使って行っています。今回、手持ちのトランス式アッテネーターを使って、デジタルチャンネルデバイダーとパワーアンプのゲインをなるべく高いところで使うと、より瑞々しく生命感溢れる音楽が聴けるのではと希望を持って臨んでいます。

 

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(1)ミッドハイ用トランス式アッテネーター

ミッドハイ用(630 - 3550Hz, 48dB/Oct) には2012年に購入したイシノラボの Masters M-BF8030 を採用します。インピーダンス比は80Ω:8Ω です。

 M-BF8030は30W @30Hzの仕様ですが、今回は630Hz以上で使用しますので、丁度良いコアボリュームに不足はありません。周波数特性は10 - 20kHz (-0.5dB以下, 10W)でツィーター用にはちょっと不足ですが、今回は630 - 3550Hzの帯域での使用ですので、このトランスの良さが一番発揮されるのではと期待しています。


イシノラボ Masters M-BF8030

イシノラボ M−BF8030

 

 

(2) ツィーター用トランス式アッテネーター

ツィーター用(3550Hz以上, 48dB/Oct) には2013年に購入したWoody&Allenさんの ATT-100W を採用します。現在、Woody&Allenさんの所では数百Hz付近でクロスするホーンの2ウェイでより広いホールでの再生を考慮してコアボリュームが一回り多いATT-230Wが標準品になっているようですが、今回は3550Hz以上で使用しますので、ATT-100Wは丁度良いコアボリュームです。

下記の通りATT-100Wの周波数特性も申し分ありません。減衰量は -8 ~ -19dB ですので、Accutonのツィーター用のアッテネーターとしては丁度良い減衰量です。

 

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woodyallen.hatenablog.com


 マルチアンプ方式の最大の良さは、パワーアンプとスピーカーユニットを直結できることですが、これは局所的な観点からはその通りと思いますが、システム全体を俯瞰して最適化する柔軟なアプローチも必要です。トランス式アッテネーター方式以外にも、デジタルチャンネルデバイダーとパワーアンプ間にレベル調整用のアッテネーターを接続する案も有りますので、機会を作って試してみます。