何気なく（イージーリスニングの気分で）五輪真弓の「潮騒」をレコードで聴いてたのですが、録音の良さに気づいて本気モードで試聴（音楽鑑賞ともいう）しました。録音情報を確認するとフランス (Studio 92 in Paris) での録音とあります。手持ちの五輪真弓のレコード10枚を確認しましたら、「恋人よ」もフランスでの録音でした。両アルバムとも日本での録音よりかなり良い（私の好み）のです。
フランスでの録音盤は、よくできたハイレゾ音源のようです。スピーカーの外側まで広がるサウンドステージ、鮮明で音数が多く立体的、そして自然なヴォーカルが我が家のホーンシステムでも味わえました。五輪真弓が音楽を通して伝えたいことが良く分かります。現地での録音関係者の志が高いのでしょうね。
それに反して、日本での録音盤の感想ですが、ネガティブな単語の羅列になりそうですので、私には楽曲の良さが伝わってこなかったと述べておきましょう。その原因はシステムの調整がまだまだ未熟な可能性がありますから、過去の経験から人を疑う前に自分を疑うように心掛けています。
アメリカでの録音盤が２枚ありましたので聴いてみました。フランスでの録音盤のような音楽の躍動感を感じるようなキラキラ感は抑えられていますが、堅実な録音です。音場感・音像感とも素晴らしいです。日本での録音盤を聴いて感じたような不満はありません。
今月はホーンシステム月間ですので、来月Accutonのシステムで改めて五輪真弓の世界を堪能する予定です。日本での録音盤の評価がどう変わるか楽しみです。
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我が家の貧弱な巣箱で子育てしていたシジュウカラの雛が無事巣立ちしたようです。残念ながら、私は巣立ちは見ることができませんでした。楽しみにしていたので残念ですが、雛が皆無事に巣立ちできて安堵しています。毎日、シジュウカラの雄と雌が休む間もなく雛に餌を運んでくるのを観察するのが私のささやかな楽しみでしたので、今私はシジュウカラ・ロスです。
