久しぶりに中島みゆきの世界をレコードで堪能しています。
特に印象に残ったのが1978年に発売された『愛していると云ってくれ』です。どのような感性を持っていればあのような歌詞が書けるのでしょうか。心が病みそうなくらい真剣に自分に向き合わなければ出てこないような歌詞の曲が多く、聴いている私の心の奥まで訴えてきます。演奏と録音も良く、私のオーディオ的名盤の一つになりそうです。
『愛していると云ってくれ』の情報を探してネットで検索しましたら下記のサイトにたどり着きました。まさしく、我が意を得たりと思える解説に出会いました。
『愛していると云ってくれ』にあるのは、ほぼ真情の吐露だ。しかも、そのほとんどが一般的に負の感情と呼ばれるものである。それゆえに…だろうか、聴き手の感情を問答無用に揺さぶってくる。人によっては、揺すられるという生易しいものではなく、気持ちを震わされるように感じる人もいるだろう..…