ウーファー用のフロントグリルを製作しました。昔のJBLのスピーカーに使われていたような工芸性のあるフロントグリルではありませんが、コストパフォーマンスに優れたものが出来たと思っています。
私が使用しているウーファーユニット(Accuton AS250-8-552) のフレームは厚く、振動板はドーム型、ストロークは長いためにフロントグリルのデザインには工夫が必要です。
昨年秋にエンクロージャーを製作して以来、フロントグリルの必要性は感じながらも、なかなか良い案が浮かばない中、先日ホームセンターでパイングレーチィングが目に留まりました。見た目は少し無骨ですが、これを加工してフロントグリルとして使うことにしました。格子状ですので布地タイプに比べて空気抵抗が格段に少ないのが嬉しいです。
パイングレーチィングを適切な長さに切断して、エンクロージャーにバッフル用のネジで共締めして取り付けました。ユニットのフレーム+振動板の先端部で20mm程バッフルから出ています。そして、振動板は±10mm程大音量時に前後しますので、見た目は不自然になりますがバッフルとパイングレーチィングとの間は十分に取る必要があります。もう5mmは隙間を狭くできそうですが、10mm狭くすると音源と音量によっては数%の確率で振動板の先端部が当たりそうです。
ただ今、仮組込して試聴中
手作りフロントグリルのお蔭で、これでタウ君(3歳)が何時遊びに来ても安心です。