「オーディオの価値は高価な機器を購入することではない。何人のオーディオ仲間を得たかである。」と三週間ほど前に書きましたが、今回のオフ会でもそれを改めて実感しました。
先日、自作スピーカー仲間の京都のまつさんと友人のOさんが、遠路はるばる我が家に遊びに来られました。ブログを振り返ってみますと、2012年に京都のまつさんのブログを拝見したのが縁となり交流がスタートしています。2018年に京都のまつさん宅にお邪魔してAcctutonのウーファーAS250-8-552 を試聴させて頂き購入を決めた経緯があります。そして、2020年にはAccutonのミッドバスC168-6-890の試聴に伺っています。今回は、京都のまつさんが私が昨年導入したScan-Speakの楕円3兄弟の試聴に我が家にお越しになったしだいです。お若いOさんとは初対面ですが、オーディオの経験と知識は私とは比べるのもおこがましいくらい豊富な方です。今回のオフ会が縁となりお付き合いして頂ければ嬉しいです。
Day 1は、昼食、日帰り温泉、夕食を挟んで、夜遅くまでオーディオと音楽三昧でした。オフ会は事前の打ち合わせで、3人が自慢?の音源を10-20曲披露、そして、音量調整も音源のオーナーが行う形で進めました。この形ですと、その人のオーディオ的嗜好(楽曲や音量)が分かり、この観点からも「音は人なり」と分かります。
Day 2は、京都のまつさんとOさんと一緒に近隣のベーカリーで購入したパン類を食べながらオーディオ談義をしてMr. 自作スピーカーことkenbeさんの到着を待ちました。kenbeさんが予定時間ぴったしに我が家に到着され、京都のまつさんとOさんはkenbeさんとは初対面でしたが、そこは同じ趣味を愛する仲間、直ぐに打ち解けてオフ会開始です。私は昨年の2月のkenbeさん宅にお邪魔して、Scan-Speak Ellipticorのウーファーとツィーターの購入を決意した経緯があります。
今回は、私はScan-Speakの代理店の回し者ではありませんが、アデルのライブ盤をそれなりの音量でお聴かせしながらkenbeさんにScan-Speak Ellipticor D8404/552000の売り込みに励みました。この音源はCDをリッピングしたバージョンですが、ライブ盤にかかわらず録音が素晴らしく、16ビット相当のダイナミックレンジですが聴衆のコーラスや拍手の鮮明さ(情報量、音数の多さ)には驚きます。もし、この24ビット版が発売されたとしたら、うん万円の価値が私にはあります。
今回のオフ会では、京都のまつさんがOさんを私に紹介、私が京都のまつさんとOさんをkenbeさんに紹介、お互いオーディオ仲間が増える機会となりました。
スピーカーシステムはオーディオショップやイベントで試聴できますが、スピーカーユニットとなるとそう簡単に試聴させてくれるショップはありません。従って、人のネットワークが重要な役割を持つことになりますので、特に自作スピーカー愛好家にとっては下記の言葉には賛同して頂けるのではと思っていますが、如何でしょうか。
「オーディオの価値は高価な機器を購入することではない。何人のオーディオ仲間を得たかである。」