Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

今宵はオーディオ演奏会

最近の我が家はシェアハウスの住人関係になっていますが、お互いがそれなりに幸せと思っている熟年夫婦です。妻は旅行と散策、私はテニスとオーディオでお互い充実した日々を過ごしています。

 

先日、テニスの団体戦に参加したのですが、個人的には0勝3敗でした。格上のペアに善戦したり、同じレベルのペアには3-0でリードしていたのに逆転されたりでしたが学ぶことが多い一日でした。

 

今年は、Accutonのスピーカーシステムの改善とScan-Speakのシステムの導入でなかなか落ち着いて音楽を聴く状況ではありませんでした。しかし、最近Scan-Speakのシステムの調整が進み、何とか音楽がそれなりに鳴るようになりましたので、夕食の時にさりげなく妻に「音楽を一緒に聴かない?」と誘ったらOKを貰い、今宵はオーディオ演奏会と相成りました。前回の家庭内オーディオ演奏会は今年の3月末でしたので、約8ヶ月ぶりの快挙?です。

 

今宵のオーディオ演奏会の主役はScan-Speakのスピーカシステムです。先入観無しで聴く妻の感想にとても興味があります。私は褒められて伸びるタイプなのですが、直球勝負の妻ですので、感想には忖度もありませんので心の準備をして臨みます。

 



家庭内オーディオ演奏会の開演は夜の9時、久しぶりに妻をリスニングルームにお迎えしました。就寝前ですので、目が覚めるような演奏のグリモーのクレドやテオドール・クルレンツィス指揮の楽曲などは自粛して、心地良く眠りにつけるような曲を選びました。

 



大きな音が苦手な妻ですので、音量は控えめでスタートしましたら、もう少し大きい音量で聴きたいとのこと、私としては嬉しい要望です。私には音楽的な評をする素養はありませんので、オーディオ的な観点からのScan-Speakが奏でるオーディオ再生は、まるで木漏れ日の中、苔の生えた森で森林浴をしながら音楽を聴いている感じにさせてくれます。森の遠くで小動物が危険を察して隠れようとして落葉の擦れる音がScan-Speak Ellipticorのシステムから聴こえるような感覚です。映像で言うと、今まで真っ黒と思っていた色以上に光をほぼ全部吸収する黒の上に多種多様な色がのせてあるような印象です。豪快・派手とは無縁の出音ですので、このスピーカーシステムの凄さは大多数集まるイベントなどでは伝わりにくいかもしれません。

 

Scan-Speak Ellipticorのシステムは下方リニアリティが高く、CDのフォーマットの制限からくる超弱音域の情報がある所からストンと無くなっているのが、気のせいかも知れませんが分かる感じです。暗騒音の低い部屋での再生という条件は付きますが、このスピーカーシステムで24ビットの良質な音源を聴くと、暗騒音の表現力が素晴らしい分かります。先入観なしで聴いた妻も私と同じ様な印象を持ったらしく、音楽の消え際や余韻が美しいと言っていました。

 

Scan-Speak Ellipticorのミッドを採用したスピーカーシステムを、どのスピーカーメーカーが一番に発売するか楽しみです。Avalon Acousticsに「My two cents」😀

 

 

 

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WAF (Wife Acceptance Factor) と言う表現ご存知でしょうか。オーディオ機器を購入するさい奥様の同意が得られるか否かを示す数だそうです。Wikipediaに詳しい説明が載っています。

 

myuaudio.hatenablog.com

 

東京インターナショナルオーディオショウに行った時、1,870万円する「360EXAKT」より、我が家のアキュフェーズのパワーアンプで鳴らす太鼓3兄弟のシステムの音の方が好きだと、妻にLINEで伝えたら大きなハートマークを貰いましたので、もしかしたら我が家のWAFはそれなりの値かもしれません😍