「感謝をこめて2023年オーディオ活動のまとめ」をタイトルにする予定でしたが、AIが勧める「ハイライト満載! 今年のマイ・オーディオ活動」の方がキャッチーで今風かなと思い採用しました。
今年も残すところ3日となりましたので、「今年のマイ・オーディオ活動」を振り返ってみます。
私の今年のブログの記事数は115件で週2のペースでした。昨年は計120件でしたので、私のブログへのモチベーションは下がってはいないようです。私の場合、ブログの目的は備忘録ですので、目標とするハードルが低いのが幸いして、2010年以来続けてこられた要因ではないかなと思っています。私にとって、ブログは画像付きで残せるとても便利な絵日記なのです。
1月-3月
この期間のハイライトは「ツィーター選手権大会」を開催して一人で盛り上がったことでしょうか。下記の4モデルを用意して、ホーンシステム用のマイ・ベスト・ツィーターを選びました。
- Technics EAS-10TH1000(リボン型)、写真左上
- Dayton Audio AMT2-4(エアモーション型)、写真右上
- SB Acoustics SB29BNC-C000-4(ベリリウム振動板)、写真左下
- Wavecor TW045WA01(テキスタイル+セラミック振動板)、写真右下
- 写真左上のタウ君は特別出演です😀
2月、Kenbeさん宅を訪問して、Scan-Speak Ellipticorのミッドとツィーターに使った4ウェイのシステムを聴かせていただきました。この時の感動が、後の楕円三兄弟に発展していきます。Accuton一筋の私が、Scan-Speakの世界に踏み込むとは、人生何が起きるかわかりませんね。Scan-Speak のユニットのなかでも、この Ellipticor は特別のようです。
Kenbeさんのリスニングルーム
3月には Scan-Speak Ellipticor のシリーズの Mid-Woofer 18WE/4542T00(中古)が我が家にやってきました。このユニットはホーンシステムのミッドバス用として購入しましたが、この後思いもよらぬ方向へと進展して行くことになります。
4月-6月
4月、「春の大移動」と称して、アナログ系の機器をホーンシステムの間に移動しました。ホーンシステムに変化はありませんが。Scan-Speakのミッドバスも円形ホーンの横に収まっています。ツィーターはもちろん、「ツィーター選手権大会」を制した SB Acoustics SB29BNC-C000-4 です。
左:Before 右:After
5月、Scan-Speak Ellipticorの 34mmドームツィーターD3404/552000が我が家にやって来ました。こちらもお財布に優しい中古品です。
6月、Scan-Speak用のバッフルの加工を行いました。ウーファーとツィーターはScan-Speak製のユニットですが、ミッドはAccutonのユニット(C90-6-724)を使っています。
7月-9月
7月、KenbeさんにAccutonのユニット(C90-6-724)用の銅鐸型エンクロージャーを製作していただきました。そして、その特性の素直さに気づかされ、後の太鼓型エンクロージャーの改良へと発展していきます。Kenbeさんには、Scan-Speak Ellipticorの件も含めて感謝です。
8月、AccutonとScan-Speakの競演が叶いました。ウーファーはAccutonのユニットを共有しています。この時は、まだミッドにAccutonのユニット(C90-6-724)を使っています。
9月、究極のミッドと称されることもある Scan-Speak Ellipticor D8404/552000 がサマーセールで10%引きで特別販売されていましたので、思い切って購入を決めました。これで、楕円三兄弟の完成です。Scan-Speak のユニットの振動板はハイテックな素材ではなさそうですが、マグネットを含めた振動系の設計が素晴らしいようで、暗騒音に埋もれるような弱音域の表現力には魅了されます。Accuton一筋だった私のスピーカー観が広がりました。
10月-12月
10月、あるオーディオショップで、ミュージックサーバーDELA N1、fidata HFAS-X40 、Soundgenicの3モデルを試聴させていただく機会がありました。ミュージックサーバーで音がどれくらい変わるのか興味深々でしたが、結構変わることを体験しました。
11月、配置換えを行いました。4月にアナログ系の機器をホーンシステムの間に移動したばかりですが、元のラックに戻しました。骨折り損のくたびれもうけかもしれませんが、やってみないと分からないこともあります。都会の駅と同様、常に改良工事中の我が家です😅
左:Before 右:After
11月、ミッド用太鼓型エンクロージャーのバッフルの改良をWoody&Allenさんにお願いしました。ミッドバスとツィーター用のバッフルとバランスが良くなるように、前面のRを大きくしていただきました(写真左)。それから、以前はバッフルとユニット間のスペースが5mm程しか確保できず、空気の移動を妨げていましたのでザグリを入れてもらいました(写真右)。ここまでくるのに10年かかりましたが、これも自作スピーカー遊びの良さです。Woody&Allenさんには、46cmの円形ホーン依頼、長年お世話になっています。Woody&Allenさんとの出会いがなければ、今の私のオーディオはありません。
11月、3種類のミュージックサーバーを10月に比較試聴させていただき、その結果をもとに fidata HFAS-X40 を購入しました。fidataの音の良さはもちろんですが、デジタルアウトが搭載されているのが、私にとってはポイントでした。
12月、ミュージックサーバーを購入したショップで、下記の5種類のMCカートリッジを試聴させていただく機会があり、空間表現力の高かった audio-technica AT-ART9XI の購入を決定しました。評論家はより高額なモデルを褒める傾向にありますが、それが必ずしも自分の感性と同じとは限らないようです。
以上が、私の今年のオーディオ活動の纏めになります。このように振り返ってみると、自分でも驚くくらいオーディオ三昧の日々でした。私は黄金の60代もそろそろ卒業する年齢になりますので、今が一番いい時かもしれません。
今年のオフ会の纏め
有難いことに、今年もたくさんのオーディオ愛好家の方々と交流させていただきました。リアル交流でお世話になった皆さま、ありがとうございました。
我が家でのオフ会
5月 ゴンザエモンさん
6月 レコード愛好家を招いて第2リビングルームでお茶を
6月 kenbeさんとDCアンプマニアさん
8月 Kenbeさん
8月 Auro3DさんとK&Kさん
11月 Auro3Dさん、X1おやじさん、donguriさん
12月 ゴンザエモンさん
訪問してのオフ会
2月 kenbeさん宅
5月 レコード愛好家宅ーお洒落な空間
7月 kenbeさん宅、ゴンザエモンさんと一緒
9月 ゴンザエモンさん宅、kenbeさんと一緒
9月 Auro3Dさんの別宅(この時以外にも数回訪問あり)
11月 K&Kさん宅、Auro3Dさんと一緒
イベント
6月 OTOTEN
11月 東京インターナショナルオーディオショウ
12月 H.A.L.3「音楽を奏でる銘スピーカーの競演」
最後に
2010年にブログを始めてから13年が経ちました。夏休みの日記は三日坊主だった私が、長年ブログを続けられてこられたのは、同じ趣味を持った方々との交流に繋がっているからです。
Auro3Dさん、ginbiさん、woodyallenさん、ranmarubellさん、yujiiigunigrayplalaorjpさん、コメントやナイスを頂きありがとうございました。
そして、このブログを定期的に読んで下さっているオーディオ愛好家の皆さま、ありがとうございました。私にも人並の煩悩があり、閲覧数が多いほど励みになります。来年もよろしくお願いします。