今朝アップしましたkenbeさん宅の訪問記の続きです。
オフ会ではkenbeさんの定点観測用(?)の音源を10曲くらい聴かせて頂きました。kenbeさんはドンパチ系が好きだと公言されているが凄いと思います。私なんかはクラシックを良く聴きますとオーディオマニアであること恥じるかのように見栄を張ってしまう小心者ものです。kenbeさん、私もドンパチ系の音楽大好きです😀 ドンパチ系の音源を低歪で大きな音で鳴らせる、それを長時間聴ける(寝れる)のは音源(録音)の良さ、機器の使いこなし、室内音響など諸々の条件が整わないと出来ないことですよね。そして、ドンパチ系が堪能できる環境なら、優雅に小音量で音楽を楽しむのができないはずはないと私は思っています。
雑誌の記事にも書かれていましたが、フリム&ザ・BB’sの「トライシクル」では、私も不意を突かれて肩をピックと動かしてしまいました😅 それくらい立ち上がりが速いです。この音源は有名のようですが、私は知りませんでした。
ソニーロリンズの サキソフォン・コロッサスは前編で述べたように、ブリブリな演奏がスピーカーと私の丁度中間くらいの場所に現れます。手をのばせばソニーロリンズに届きそうです。ホーンシステムよりホーンシステム的で豪快な鳴り方でした。私のAccutonのシステムは音は後ろへ・後ろへと展開しますので、既成概念にとらわれないkenbeマジックですね。
後半は私の定点観測用音源を10曲、聴かせて頂きました。その中で印象に残った音源の感想を紹介します。幸田浩子のアヴェマリアはツィーターの完成度を測るにはもってこいの音源です。Ellipticorシリーズの 34mmドームツィーター(D3404/552000)は懐が深く余裕を持って再生しますので安心して聴けます。大人の演奏とも言えます。私のSB Acousticsのツィーターも音数の多さや音場感では負けていないのですが、頑張っている感がありますので、幼いわが子の発表会を見るようでついつい応援したくなるような演奏です。
アデルのライブでのラストの曲「Rolling in the Deep」、アデルと聴衆の一体感が味わえました。大音量再生だからこそ味わえる快感でした。聴衆の一人一人の顔が見えるようでしたね。世界レベルのエンターテナーの実力が発揮され、数万人の聴衆を圧倒するアデルの歌唱力が味わえました。
私のドンパチ系音源の代表格のMartin GrubingerのDrums ‘N’ Chantから「Antiphona: Crucem tuam adoramus」、これもアデル同様素晴らしかったです。音離れが良く、羽の生えた音符が部屋中を飛び回っていました。Scan-SpeakのユニットとAccuphaseのA級パワーアンプの相性の良さが発揮されていました。
私の経験ですが、特に不満も無く聴いている自分のシステムでも、オフ会で他の方と一緒に聴いていると気づかされることがあります。kenbeさんも同じようで、システムの微調整を施して音はさらに良くなったそうです。「音の力強さが増して歪みもないので、今までに無い爆音で聴いても煩くならない。マルチの良さを堪能しています。」とブログで報告されています。
伺う側・お迎えする側の両者に学ぶものがあるオフ会は充実して楽しいですよね。今回のオフ会でも刺激を一杯貰ってきました。kenbeさん、ありがとうございました。
最後に、自作スピーカーは楽しくてやめられません😀