Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

ヒツジの皮をかぶったオオカミ的なスピーカーユニット

2年程前になりますが、テレビ番組の”おぎやはぎの愛車遍歴” で、見た目は何でもない普通の車だが、その走りはスーパーカー並みの車が、題して、ヒツジ・オオカミモーターショーで紹介されました。

  • THEヒツジ・オオカミ:     ホンダ インテグラ タイプR
  • ワゴンの皮をかぶったオオカミ:  スバル レガシィ ツーリングワゴン
  • 正真正銘のヒツジ・オオカミ:   マツダスピード アクセラ

 



車には特別な思いれは無い私ですが、その番組を見た後、ヒツジの皮を被った音源があると思って2020年4月14日のブログで紹介したのが下記のCeltic WomanのCDです。

 

 

このアルバムをかなりの音量で鳴らすと、ヒツジの皮をかぶったオオカミ的な音源であることが実感できます。どの曲も楽しめますが、9曲目の「Orinoco Flow」は楽曲も良いですがオーディオ的にも圧巻です。音の層が厚く音数も無数で、満点の星空から音が降ってくるような感覚が味わえます。綺麗な流れ星を表現する高音もあれば、遠雷ような重低音にビックリです。

 

 

これからが、今日の本題「ヒツジの皮をかぶったオオカミ的なスピーカーユニット」の話です。

 

私にとって、Scan-Speak Ellipticor D8404/552000は、正しく「ヒツジの皮をかぶったオオカミ的」なスピーカーユニットなのです。このユニットは「楕円」形のボイスコイルを採用しているのが特徴ですが、振動板にハイテク素材、例えばベリリウムやダイアモンド、を使っているわけでもありませんので、なかなかこのユニットの凄さが一般のオーディオ愛好家には伝わっていないのではと思っています。

 

 

 

Scan-Speak Ellipticor D8404/552000を鳴らして、高額な車のことはあまり良く知らない私ですが、美しさと走りの楽しさを追求したラグジュアリークーペ  Lexus LC500 が私の脳裏に浮かびました。D8404スーパーカーの頂点を目指して設計されたランボルギーニフェラーリのイメージではなく、街中の走行も不自由なくそしてサーキットでは並みのスーパーカー以上のハンドリングを期待できそうな  Lexus LC500 をイメージしてしまう私です。スーパーカーのことは全く分からないド素人の印象です😅

 

Lexus のホームページからの転載

 

Scan-Speak Ellipticor のシステムは、それこそ無造作に設置してもそれなりに鳴ってくれます。しかし、スピーカーの配置をちょっと変えただけで鳴り方が想像していた以上に反応してくれるのです。まるで、サーキットを高速走行してハンドリングを確かめているようなイメージ(妄想)です。

バッフル面積を抑えた太鼓型エンクロージャーのAccutonのシステムも配置には敏感で気を使いましたが、Scan-Speak Ellipticor のシステムは、それ以上の反応の良さを感じさせます。ドライバーの腕が問われるシステムです。フォーカスが合った配置にできた時は、コーナリングがスムースできた感触と近いのではと、なんちゃって車好きの私ですが思ってしまうほどです。

 

ヒツジの皮をかぶった小型の3ウェイのシステム

 

Scan-Speak Ellipticorのシステムは、まだ調整を始めたばかりですので、今後印象は変わる可能性は十分にありますが、今回は私の第一印象を私の妄想も交えて紹介しました。

 

 

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Lexus LC500はカッコイイのですが、車の運転が苦手で年間走行距離が3000km未満の出不精の私にはもったいない。テニスの行き帰りは原付が一番、そして地球にも優しいと自分を慰めています😅

 

妻のスズキのレッツ(左)、私のヤマハのビーノ(右)