Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

フィデリックス カプリースは素晴らしいDACです

先週末、フィデリックス カプリース(CAPRICE)を試聴してきました。フィデリックスの中川氏のオーディオへの情熱、そして、それを支える高度な技術力には関心しました。この人が設計したものは信頼がおけると感じました。カプリースの回路設計はもちろんですが、測定データが示すように実装技術も素晴らしいです。JFETで組んだデスクリート回路がDIPの8ピンと同じフットプリントで設計されたものがカプリースに搭載されています。皆さまに見せたくなるような凄い実装密度です。写真をお願いしてとってくれば良かったですね。
 
ステレオサウンド176号で三浦孝仁氏がカプリースの印象を下記のように述べられていますが、私も全く同じ印象で素晴らしいDACです。スピーカーが消えてただただハイエンドな音楽が楽しめるDACです。私の拙い試聴記より、ステレオサウンド176号を参考にしてください。
 
............ これまでに体験したことのない繊細かつ明瞭なサウンドである。無音の静寂からフルビットまで、驚くほど多彩な音の表情と極めつけの解像力!!CDは16ビットに過ぎないのだが、これほどまでに音楽がみ瑞々しく、しかも音情報が豊かに含まれているのかと、私は感嘆してしまった。まったくお世辞抜きに、このDACの音は凄い。 ............ 本機はオーディオファイル必聴の単体DACだ。

私の場合は、カプリースをDEQXの3ウェイのデジタルアウトにつなぎますので、カプリース導入の暁には下記のようにシステム構成になります。他の候補として、未試聴ですがフェーズテックのD/Aコンバーター HD-7Aも考えています。カプリースとHD-7Aで迷っています。音量調整用ボリューム(6連?)の件もクリアしていかなければなりません。楽しみながらシステムの変更を行う予定です。
 
どなたか、東京近郊でマルチのシステムで独立したDACを使っておられる方はいらっしゃらないのでしょうか。是非、試聴さして頂きたいです。
 
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