前回のブログでステレオサウンド誌への希望として私の妄想を紹介しました。
「もし、ステレオサウンド誌の企画で、評論家のシステムの再生音をプロが空気録音して、その音源を発売してくれれば必ず買います。○○号の特集「評論家宅の再生音を自宅で聴く」なんて日が来てくれれば、「評論家の音も人なり」で、優劣ではなく各評論家の拘りが伝わってくるのではないでしょうか。」
評論家宅の空気録音ではありませんが、つい最近ステレオサウンド社がオーディオメーカーの試聴室の音を空気録音して公開していますので紹介します。
ステレオサウンドオンラインのYouTubeチャンネル番組「感動JUSTMEET」にて、ソウルノートの新製品プリアンプ P-3の音が空気録音で試聴できます。動画のタイトルは「比較試聴あり！ SOULNOTE 初のプリアンプ P-3の全貌」です。
私はヘッドホン（ゼンハイザー HD560)で試聴しましたが、P-3ありなしの違いはききとれました。アキュフェーズとエソテリックからプリアンプの新製品が発表され高評価のようですが、このソウルノートのプリアンプ P-3 がどう評価されるか楽しみです。
それにしても、ソウルノートの試聴室で使われているスピーカー PMC MB2-SE、生命力を感じる音でいい音ですね。もちろん、上流に使われているソウルノートの機器の良さもあるのでしょうが。
評論家の和田博已氏のリスニングルームが同じくステレオサウンドのYouTubeチャンネルで紹介されていました。こちらはインタビューがメインで本格的な再生音の空気録音は無いのが残念です。
最近、涼しくなって音楽を聴きたい気分が戻ってきました。それに合わせて、ブログの更新も週に一回はできそうです。次回（来週）は、ダイヤモンド・カンチレバーを採用したMCカートリッジを聴く機会がありましたので、それを紹介する予定です。
