Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

Accuphase DF-55 自宅試聴 最終日

今日がアキュフェーズのデジタルチャンネルデバイダ DF-55の自宅試聴の最終日です。先週の金曜日に借りてきて今日で4日目ですので、それなりに音が部屋になじんできたような気がいます。
 
私が現在愛用しているDEQX社のPDC-2.6Pは2004年頃に開発された製品で、DACにはアナログでバイス社の24ビット、192kHzマルチビット・ΣΔ型DAC AD1853を搭載しています。ボリュームコントロールにはTI社のPGA2310を使っています。
 
DF-55は最新のデバイスでは無いですがESS社のハイパーストリーム方式DAC ES9008を採用しています。参考までに、アキュフェーズの最新D/AコンバーターDC-901にはESS社の最新DACのES9018が採用されています。DC-801ではアナログでバイス社のAD1955(AD1853の新規設計での推奨品)が使用されていました。DC-901をかなり評価している私としては興味のある事実です。
 
イメージ 1
 
 
DF-55には基本的はボリュームの機能がありませんので、試聴には工夫が必要です。私の場合、DF-55の5個のメモリ機能と-10dBのアナログのアッテネータの機能を利用しました。それから、我家のアンプにはスピーカーの能率差に対応するために半固定のアッテネータを入れてありますので、DF-55のデジタルアッテネータの機能の過度な使用はしていません。DF-55を導入する場合はマルチチャンネル用のマスターボリュームを自作する予定です。
 
試聴の結果はどうだったのでしょうか。やはり、DF-55は最近の製品だけあって素晴らしい音で音楽を楽しませてくれました。PDC-2.6Pもこれと言った不満は無いのですが、DF-55の再生音を聴いてしますと元に戻れないくらい、DF-55の再生音は素晴らしいです。特にライブ盤のCDを聴くと、音場の表現力の素晴らしさが分かります。
 
DEQX社の最新機器であるHDP-4が今週末に友人宅で試聴さして頂ける予定ですので、この後に次期デジタルチャンネルデバイダの選定を終える予定です。