Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

チャンネルデバイダーのフィルターのスロープを変えて測定しました

DEQXを使ってローパスフィルターのスロープを変えて測定しましたので紹介します。フィルターは一般的なバターワースに固定して、スロープのみを0、6、24、96dB/Oct)と変えて測定しました。使用したスピーカーは ソニー SUP-L11+ラフトクラフト製200Lエンクロージャです。

ここでは、どれが一番良いと言ったような議論はをするつもりはありません。DEQXを用いますとこのように フィルターの種類、カットオフ周波数、減衰率を簡単に変えて測定できます。
 
イメージ 1

下記の図はカットオフ周波数を300Hz、スロープを96dB/Octに固 定、フィルターの種類をバターワースとFIRの2種類でのインパルス特性です。FIRは直線位相ですので波形合成の再現性は優れていますが、下記の様にプリエコー(ポストエコーも)が発生しますのでそれなりの使いこなしが必要になります。
 
イメージ 2