SB Acousticsのツィーター SB29BNC-C000-4 をホーンシステムに組み込んで、調整を始めました。
まずはMidとHighのユニットの裸特性を確認しました。マイクロフォンの高さは46cm円形ホーンとツィーターの中間、距離はツィーターから1mです。そして、測定にはユニットに過大な負荷を与えないように不要な低域のレベルを抑えています。
手始めに3150Hz, 24dB/Octでクロスしてみました。赤が総合特性です。Midのドライバーの影響で3kHz付近のレベルが高いのが気になります。
Highの極性を反転してReverse NULLの状態を確認、まずまずですね。デジタルチャンネルデバイダーのディレイ機能のおかげです。これが音にどれだけの効果があるか疑問はありますが、「良い音は、気から」と思っている私です。
総合特性(赤線)の3kHz付近の盛り上がらりはチャンネルデバイダーとパワーアンプ間にパッシブタイプのノッチフィルターを追加れば青線のようなフラットな特性がえられるのですが、これはまたの機会「やる気スイッチ」が入った時に挑戦しましょう。アキュフェーズのデジタルチャンネルデバイダーにDEQXのようなイコライジングの機能があれば、このような時に簡単に対応できるのですが。たった一個のノッチフィルターのためだけにボイシング・イコライザー(DG-XX)を導入する気は起きませんよね😅
幸いデジタルチャンネルデバイダー(DF-55)はローパスフィルターとハイパスフィルターのカットオフ周波数と減衰量が独立して調整できますので、その機能を使って音良し・特性良しの設定をのんびりと探してみます。
プロセスを楽しむのが、私のオーディオのモットーです😀
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30年前にモンゴルで購入した毛皮の帽子、めったに出番はありませんが今日は役にたちそうです😀