Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

試練の先に見える光: 人生最後の自作スピーカーシステム

先日、Scan-Speak楕円3兄弟のミッドバスを18WE/4542T00から一回り大きい口径の21WE/4542T00に変更することによって、システムとしての完成度が上がりそうと書きました。今回は、その続きになります。

赤は18WE/4542T00、青は21WE/4542T00

 

 

視点を変えて、新規で21WE/4542T00を購入するのなら、二者択一ではなく18WE/4542T0021WE/4542T00の両方を使うのもありと気づきました。ウーファーは今まで通り、SonyのSUP-L11を使います。

 

プランA(難易度は低い)

下記は現在のデザインの延長線で楕円4兄弟のイメージ図です。しかし、良い音がしそうなオーラが感じられません。よって、このプランAはとりあえず保留とします😅

 

プランA(イメージ図)

 

 

プランB(難易度は中)

ステレオサウンド誌を眺めていたらWilson Audioのデザインが今回使えそうな気がしてきました。ユニットをScan-Speakのものと差し替えたのが下記の図です。納まり具合は良いのですが、私らしさがまったく感じられませんね。

 

プランB(イメージ図)

 

 

プランC(難易度が超高い)

Scan-Speak Ellipticorシリーズのユニット採用するメーカーがあるとしたら、私はAvalon Acousticsではないかと以前書いたことがあるのですが、その気配はありませんね😅

 

それならと、私がひと肌脱いでAvalon AcousticsのトップモデルTesseractをベースにデザインしてみました。と言っても、ユニットを入れ替えただけですが、それが下記になります。如何にも良い音を通り越して凄みのある音がしそうなオーラを放っているように私には見えますが、いかがでしょうか。それにしても、Avalon AcousticsのTesseractのデザインセンスは素晴らしい😀(2024/5/24 修正)

 

プランC(イメージ図)

 

 

この複雑な形のエンクロージャーは私のスキルでは工作できませんので、このエッセンスを残して私が工作できるレベルに落とし込めないか、これから数ヶ月かけて妄想してみます。プランCが無謀な挑戦と感じたらプランBがありますので気は楽です。

 

日頃、私は曲線フェチと言っていますが、今回だけは例外とします。しかし、最小限のバッフルのデザインは私の矜持ですので、そこは譲歩していません。自作でどこまで出来るか分かりませんが、人生最後のスピーカーシステムになりそうですので、その可能性を探ってみます。

 

一つの課題をこなすと、また次の課題、それもより難易度の高い、が私の前に現れます。『試練は、乗り越えられる人にしか与えられない』とも言われますので、やれるだけのことはやってみます。