近々、Accutonのシステムを使ってのオフ会(テニス付き😀)を予定していますので、スピーカーをScan-SpeakからAcctuonのシステムに入れ替えました。
下記の写真2枚は、不要なものは写らないように移動して撮影したお出掛け用です。Scan-Speakのシステムの写真にはサーロジックの和心と小さめの絨毯は映っていませんが、置くのを忘れただけです。試聴時には使っています。
小さな巨人、Scan-Speakのシステム
孤高のAcctuonのシステム
Scan-SpeakとAcctuonの両システム共に4ウェイです。ユニットの口径は微妙に異なりますが、現在のところほぼ同じクロスオーバー周波数と減衰特性で聴いています。
久しぶりにAccutonのシステムで定番の音源を聴くと、意外にもScan-Speakのシステムと音の傾向が似ているのにはびっくりしました。AccutonとScan-Speakは対極に位置するユニットと想像していましたが、一周回って背中合わせくらいの近さに位置しています。両システムとも私の好みに調整してあるせいかもしれませんが、部屋の影響が大きいのかもしれません。
ブラインドテストでは私自身100%当てる自信は無いくらいの僅差ですが、両システムの特徴が少しですが感じられます。Scan-Speakのシステムの音は弱音域の表現に長けて音数が多いように感じます。まだまだ、エージング不足の感はありますが、特に中高音域の余韻が美しい。音の消え際、惚れ惚れします。
中低域はAccutonのC220-6-222の腰の据わった立体感のある低音を聴くと、Scan-Speakの18WE/4542T00はちょっと物足りない、振動板の面積が違いますので、比べてはいけないかもしれません。今すぐではありませんが、21㎝径のモデルと入れ替えるのもありかもと思っています。その前に、調整に本腰を入れて頑張ります😅
それから、18WE/4542T00はバッフル面積の少ない太鼓型エンクロージャーに入れていますので、バッフルステップ補正を施す案もあります。しかし、バッフルステップ補正はAccutonのユニットでいろいろ試してみましたが、私の感性とは合わないことが分かりました。周波数特性はフラットに越したことはありませんが、素性の優れたユニットを使った4ウェイの場合、バッフル面積の少ないエンクロージャーに入れ、ユニットが気持ち良く歌う空間表現と鮮度感重視で、最先端のアプローチからは遠ざかりますが「三ツ山特性」を清く受け入れることが、「私のリスニング環境」に限っては、良い結果に繋がりそうです。
設計および評価項目の重みづけは人それぞれ、それによって設計や設定値が異なります。いろいろなタイプのスピーカーシステムが有った方が楽しいですよね。
より良い音への探求心がある限り、私の自作スピーカー遊びは続きそうです。