Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

DS Audio DS001からDS003へ

我が家にDS Audioの第一世代の光カートリッジ DS001の中古品がやって来たのが2022年です。 DS001の発売は2013年ですから、いつもながら周回遅れの出会いです。巷で評判の光カートリッジを自分のシステムで聴いてみたかったのが導入した動機です。本命はこのモデルではありませんでしたが、ダメでも諦めのつく価格でしたので購入しました。

 

DS Audio DS001 

 

 

DS001の出音は、超低域の精度の高い再生は素晴らしいのですが、 空間表現の狭さと弱音域の情報量が少なさは、私にとっては致命的でした。昨年導入したaudio-technica AT-ART9XIと聴き比べてもその差は歴然です。DS001はDS Audioにとって第一世代の製品ですから、生まれながらの天才はいないのと一緒、避けられない道のりだったのでしょうね。

 

DS001の購入は2022年10月でしたが、実はその4ヶ月前に第三世代目のDS003(カートリッジとイコライザーのセット)を自宅試聴させて頂いていたのです。DS003の出音は私のイメージ通りで、購入にかなり傾いていたのですが、上位モデルDS-W3が近々発売されることを知り、それを聴いて判断しても遅くはないと思い、DS003の購入を思い留まった経緯があります。

 

後日(2022年9月)、DS-W3のカートリッジとイコライザーのセットの価格を知り、私の領域ではないと悟りました。そんなこともありDS003の導入は保留になっていたのですが、最近お世話になっているショップにDS003の在庫があることを知り、試聴に伺い、今回晴れて購入に至りました。DS003を見初めてから2年、ようやく私の恋が実ったのです。

 

DS Audio DS003 カートリッジ

 

 

DS Audio DS003 イコライザーアンプ

 

 

とりあえず設置が終わった状態で、仮試聴していますが、「マイベスト・アナログサウンド」更新の予感がします。そして、デジタルよりアナログ再生の方が魅力的(好み)と言われる方々の気持ちが、生まれて初めて理解できたような気がしています。