Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

失敗したらもう一度やってみればいい

「またかよ!」と言われそうですが、部屋のレイアウト変更に精を出しています。AccutonとScan-Speakのシステムの両立を目指して、後者を傾斜天井の低い側から高い側に移動したのが1ヶ月です。鳴らしていないAccutonのシステムは音響パネルの裏に隠れています。

 

写真左:1ヶ月前           写真右:2ヶ月前 

 

 

下記はScan-Speakのシステムを傾斜天井の高い側に置いていた時(1年前)の写真です。この時はAccutonのシステムはバージョンアップ中で、暫定的にリスニングルームの外に置いていますのでスピーカー側がスッキリしています。閉ざされた部屋を意識させない広大な音場感が記憶に残っています。この時、ウーファーにはAccutonのユニットを使っていますが、後に200Lのエンクロージャーに入ったSonyウーファーの方がScan-Speakとは相性が良いことが分かり、連立方程式の制約条件が変わり、システムの最適化に私の脳がついていけていません。

 

1年前の暫定的な配置

 

 

以前にも紹介しましたが、サミュエル・ベケットのが書いた戯曲の中のセリフが私の背中を押してくれます。

 

  「まず踊れ。考えるのはそれからだ。」

  「失敗したらもう一度やってみればいい。」

   「そして、また失敗することです。前より上手に失敗することです。」

 

私は、以前の配置が失敗だとは思っていません。私の求める要素の重み付けや制約条件が変わりますので、最適解もその都度変わるのです。

 

 

今回の配置(暫定版)

私の記憶に残っている「広大な音場感」を求めて、鳴らしていないAccutonのシステムの目隠し用に置いた動かせる壁(音響パネル)を移動させたくなります。そのためには、Accutonのシステムを部屋のどこかに移動させなければなりません。家庭内のパワーバランスで、他の部屋に移動する選択肢はないのです😅

 

思い切って、鳴らしていないAccutonのシステム(ウーファー用エンクロージャーと太鼓三兄弟)を試聴側の右壁側に移動させました。数年前までは太鼓三兄弟は私一人で持ち上げられていたのですが、筋肉量が減ったようでもう持てませんので、妻に手伝って貰いました。妻は「私はほどんど重量を感じていない」と言っていましたが、手を添えてくれるだけでも助かります。

 

 

 

現在(写真上の状態)は8割くらいの完成です。次の改善点は、試聴側に移動した高さ1.4mのAccutonのシステムの存在感が気になりますので、もう一工夫必要です。寝ながら考えることにします😅

 

重量物の上下の移動は体力を使いますが、水平方向の移動はわりかし楽に行えます。移動元と移動先の高さを揃えるのに、下記のようなモーターサイクル用ジャッキがあると便利かもしれません。