ネットワークトランポートのスフォルツァート DST-01を導入したのが2010年、同じタイミングで導入したミュージックサーバー(NAS)はハードディスクタイプのQNAP TS119でした。そして、SSDタイプのSoundgenic RAHF-S1の中古の出物がありDirettaをサポートしていることもあり、試聴もせずに導入を決めたのが2020年です。
今年の10月末にあるオーディオショップでミュージックサーバーfidata AS2、DELA N1、Soundgenic RAHF-S1を比較試聴する機会があり、 RAHF-S1から最新のハイエンドのミュージックサーバーに替えると私が求めている空間表現力が増すのを体感しました。それなりの買い物になりますが、自分の残された健康年齢を考えると「今でしょ!」と自分の背中を押しています。
fidata AS2かDELA N1のどちらを導入するか迷うところですが、我が家の場合、デジタルプリとデジタルチャンネルデバイダーを使っていますので、USB接続は不要、SPDIF出力がサポートされているとデジタルプリと直結でき、場合によっては2010年に導入したスフォルツァート DST-01経由するより高音質再生が見込めます。従って、機能的な観点からは、我が家の環境ではfidata AS2の設計思想が活きます。
fidata AS2
DELA N1
フロントパネルのデザインは私の購入の判断基準の最重要事項です。音がいくら自分の好みであってもデザインが素敵と思えないようでしたら購入をためらいます。デザインの観点からもfidata AS2は私の好みなのです。
そして肝心な音に関しては、私が試聴させて頂いた環境においてはfidata AS2は私の好みでした。
従って、我が家の次期ミュージックサーバーはfidata AS2でほぼ決まりです。さらに、ハイレゾ配信サービス Qobuz も日本で正式にスタートするようですので、私のハイエンド対応のストリーミングデビューも間近のようです。