Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

オフ会当日のリスニングポイントの変更

最近は、Auro3Dさんのおかげで新たな私の知らない世界(Auro3-D)のオーディオ愛好家との交流が増えています。Auro3Dさんに感謝です。

 

先日、Auro3Dさんが友人のX1おやじさんとdonguriさんをお連れして我が家に遊びにこられました。2時間程の短めの滞在でしたが、いつもながら中身の濃いオフ会でした。

 

オフ会の当日にリスニングポイントを50㎝ほど後方に移動させました。<ー良い子は真似してはいけません😅

 

理由は、普段聴いているのは私一人ですので、二人掛けのソファーの中央に座って聴いています。従って、音像定位が問題になることはありませんが、今回初めてお見えになるX1おやじさんとdonguriさんにソファーの左右に座って聴いて貰いますので、以前のリスニングポイント(スピーカーから2m70cm)では、どうしても近い方のスピーカーの音に引っ張られてしまうのです。それを少しでも改善したいと思い今回の直前の変更になりました。

 

 


新しいリスニングポイント(スピーカーから3m20cm)では、ソファーの片側に座って聴いても100点ではないですが、80点くらいの音楽再生が味わえるようになりました。複数での試聴時には椅子を縦に2台配置するオプションは、部屋の広さの関係上取れないのです。複数での試聴は年に数回しかありませんので、大した問題では無いのですが、せっかくお出で下さった方々を最善の方法でおもてなししたいのです。

 

オフ会の中で私自身が感じたのと直接的ではありませんが感想を頂いたのが下記の3点です。新しいリスニングポイントは私一人で聴く場合でも良さそうですので、これを前提に新たな課題をクリアしたいと思います。

 

① ソファーの直ぐ後ろにホーンシステムを隠す拡散板が悪さをしている。

これについては、私は完全に見落としていました。反省です。対策としては、ドライバーとホーンの部分を部屋の角側に向けて、拡散板を撤去することにしました。

 

② 高域のエネルギーがもう少し欲しい。

一か月程前、Auro3DさんとTomyさんをお迎えしてオフ会した時に、高域が少しきついねとの感想(私も同意)でしたので、スピーカーのレベル調整を直接波のみを使った方法から反射波も含めて再調整したところ、とても自然な高音が得られたと思っていたのですが、今回リスニングポイントを50cm後方に移動したことによって、高音のエネルギー感が変化したようです。ツィーターのレベルを0.5か1.0dB上げて聴いて判断したと思います。

 

③ 音源別の最適な音量調整に手間取った。

リスニングポイントを50cm後方に移動しただけでも、聴感での音量はかなり違うものなのですね。以前の位置の時より、数dB高めで再生しましたが、それぞれの音源の美味しい音量は異なります。初めて我が家に来られたお客様の心地良い音量も、良く分かりませんので、コミュニケーションと空気を読む能力が求められます。オーディオ再生は音量調整にあり、などと思ってしまいました。

 

 

オフ会直前にシステムや環境を弄るのはハイリスクハイリターンな部分はありますが、仕事のプレゼンテーションとは違い、オフ会で首を取られるわけではありませんので、オフ会の参加者から意見・アドバイスを貰って次のステップに進むのもありだと思っています。

 

下記はオフ会で鳴らした私のお気に入りの音源の一部です。グリモーのクレドはCDのリッピングです。他の2つは96kHz 24bitの音源で、やはり、高域のスムースさと弱音部の表現力が違いますね。街乗りではスーパーカーの能力は判断できないのと同様、音源(録音)によっては、スピーカーの能力の判断を誤りかねません。普通に音楽を聴いている場合は、このようなことを気に掛ける必要もないことは言うまでもありません。

 

今私が持てる知識・経験で出来るオーディオ再生はできたと思っていますが、参加者にもそれが一部でも伝わったのなら嬉しいです。

 

 

 

自分だけで聴いていますと慣れ(現状維持)で何不自由なく日々が過ぎていきますが、人をお迎えして聴いて貰うとなると、少しでも良い音で聴いて貰いたい気持ちが湧いてきます。今回のオフ会もその例外ではありませんでした。

 

Auro3Dさん、X1おやじさん、donguriさんお疲れ様でした。お陰様で充実したオフ会となり、妻からも、オーディオ仲間がたくさんいて良かったねと言って貰っています。