Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

より高く、音のよい玉座とオフ会

猫型スピーカーを導入しましたので、ホーンシステムとツーショット写真😀 

 

 

 

冗談はさておき、今日の本題はソファーをさらに嵩上げしましたので紹介します。先日の記事では90mm上げた時の効果を紹介しましたが、今回はさらに桧の角材を追加して、なんとなんと今回は(テレビショッピングのノリです😅)180㎜に挑戦しました。流石にこの嵩上げですと座布団では対応できませんので、足元には踏み台を設けました。そして、耳の高さは1250mmになりツィーターの高さと同じになりました。

 

 

Auro3Dさん、K&Kさん、Tomyさんをお招きしてのオフ会が翌日に迫っていましたが、仮組して結果が良かったので、前日の夜から 部屋に必要な材料を運び入れ、当日の朝に安全性のある台座が完成しました。大事なお客様、怪我をさせてはいけませんからね。

 

実を言うと、初対面の方とのオフ会の直前になって普段と変わったことをやると良い結果につながることは少ないので、実行するかしないかかなり迷ったのですが、安定・熟成した音より「私の現在進行形の音」を聴いて貰えればよいのではと割り切り実行に移しました。

 

で、「玉座」での試聴の結果です…… 180㎜の昇り降りの不便さはありますが、それを補って余りある音の良さがあります。Auro3Dさんは以前の状態の音をご存知ですので、良くなったとのお言葉を頂きました。視覚的にはスピーカーを見下ろす感じです。正しく、玉座から庶民を俯瞰する王様の目線です。そして気持ち的には、音楽を聴かせて頂いているから、音楽を聴いてやっている(上から目線になったような)感じと言ったら大げさでしょうか。

 

当初の目的は、ツィーターの高さと耳の位置をなるべく合わせて高音域の広がり感と明瞭度をあげることが目的でした。しかし、いろいろな高さで聴いてみると、低音の量感・質感の違いに気づきました。それは、高音の影響だろうと言われそうですが、私は低音の響きそのものが違うのだと思います。我が家はへの字型の傾斜天井でリスニングポイント辺りが一番高く4mあります。平均値は約3.5mです。天井高が2.4mや2.7mの部屋ですと、一般的な椅子に座っての耳の高さ90㎝位が丁度良いのかも知れませんが、我が家では耳の高さをそれより20cm程高くするほうが良い結果となりました。20cm以上高くしてみたらと言われそうですが、高所恐怖症の私には無理です。心臓がパクパク、音楽に集中できそうにありません😅

 

スピーカーとリスニングポイントは音鳴りの良い位置にしなさいと言われますが、天井高によっては普通の椅子の高さはベストではないかもしれません。現代社会ではキングよりクィーンの方が実権を握っていますので、玉座の確保は難しいかもしれませんが試す価値はありそうです。

 

玉座はオーディオ的には素晴らしいのですが、利便性がいまいちですので、数ヶ月後には撤去しているかもしれません。しかし、自分で体験して実行に移すのは大事なことです。雑誌やネットの情報から知識は得られます。それに加えて、自分の体験が加わると自分の判断に迷いが少なくなります。

 

最後に、普段何気に聴いている自分のシステムですが、オフ会で他の方と一緒に聴いていると気づかされることがあります。今回はその一つの対策を紹介しました。