Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

久しぶりのハイレゾ音源

先日紹介しましたようにDELAとfidataのトップモデルを試聴して、久しぶりにハイレゾ音源の購入意欲が湧いています。ハイレゾ再生と言っても、我が家ではデジタルプリ(Accuphase DC-330、1999年発売)の制限で96kHz以上は対応できない周回遅れの環境です。サンプリング周波数は高ければ高いほど良いと思っている方からみると、2世代くらい前のスペックでの再生になります。最近はハイレゾのスペック競争は落ちつたようで、96kHzや192kHzが主流になりそうです。要は器に入れる音源の出来しだいですよね。

 

 

新しいミュージックサーバーの購入に向けて肩ならしではないですが、ハイレゾ音源を2アルバム購入しました。

 

1曲目は、CDで聴いてこの演奏・録音だったら上位フォーマットで聴いてみたいと思った、テオドール・クルレンツィス指揮、パトリシア・コパチンスカヤ(ヴァイオリン)、ムジカエテルナ(オーケストラ)のチャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲/ストラヴィンスキー:バレエ・カンタータ「結婚」です。

 

 

 

2曲目は、ゴンザエモンさん宅でのオフ会で聴かせて頂いたグスターボ・ドゥダメル指揮 ロサンゼルス・フィルハーモニック 演奏のベルリオーズ幻想交響曲です。

 

 

 

今年の9月にゴンザエモンさん宅で聴いた時には、このアルバムについては何の知識も無かったのですが、ステレオサウンド誌である評論家が「お化粧まったくなしと思える生々しい録音」と評されていました。弦、木菅、金管、打楽器の演奏者の立ち位置が明瞭で一階席の後方でオーケストラを俯瞰する感じで、私が理想とするところの自然な録音です。ゴンザエモンさんの完成度の高いシステムで聴いたから、このアルバムの良さが分かったのでしょう。オフ会では自分のシステムで聴いてみたい新たな音源との出会いがあります。