「まず踊れ。考えるのはそれからだ。」
「失敗したらもう一度やってみればいい。」
「そして、また失敗することです。前より上手に失敗することです。」
先日観たあるテレビドラマで印象に残った言葉です。サミュエル・ベケットのが書いた戯曲の中のセリフだそうです。
私ほどスピーカーや機器の配置換えをやっているオーディオ愛好家は居ないのではと思っていますがどうなのでしょう。私の過去のブログの記事を読み返してみると、毎年何かをやってますね。配置換えが落ち着いてきたら、あーしたら、こーしたらもっと良くなるのではと思う質のようです。
3週間ぶりに音楽三昧の日々を過ごしています。今回の配置換えは大成功のようです。ツィーターをSB Acousticsに変えたのも功を奏していると思いますが、ホーンタイプのドライバーを使っているのを忘れるくらい上下左右共に十分に広いサウンドステージが得られました。今までの2割増しくらいの感じです。スピーカーの間隔を狭めたにも拘らず、このような結果が得られるとはびっくりです。スピーカーが後方の壁から近いので奥行き感はもう少しですが、ホーンドライバーの良さは残したいのでこれで良しとします。ユニットの振動板はそれぞれ異なりますが、音色に違和感が感じられないのは、私の駄耳のおかげかもしれませんが、Scan-SpeakのミッドバスとSB Acousticsのツィーターの選択は間違っていなかったようです。
それから、Scan-Speakのミッドバスのエンクロージャーには素の状態の音を知りたかったので意図的に吸音材は入れていません。その結果、楽曲によっては濁りが気になる所がありますので、近々対処してみます。ようやく、本来の仕事に取り掛かれそうです。