Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

今宵はオーディオ演奏会

NHKEテレで放送されているクラシックTVは、ピアニスト清塚信也の軽快な語りと、鈴木愛理の素敵な笑顔を拝見しながら、クラッシックの楽しさが味わえる番組です。

 

先日は、再放送でしたがジャズ・ピアニストの小曽根真をゲストに迎えて「小曽根真と ピアノの魅力」を録画して妻と観ました。清塚信也小曽根真の会話や即興演奏を聴くと、やはり一流の人は違うなと感じます。お二人とも心からピアノ演奏が好きでたまらない様子、そして心の余裕と言いましょうか、懐の深さが画面越しに伝わってきます。妻も同じような感想でした。それから、映像の効果があるとは言え、テレビのスピーカーを甘く見てはいけませんね。

 

そこで、「今夜、小曾根真のピアノ演奏を聴かない」と妻を久しぶりのオーディオ演奏会に誘ったらOKを貰いました。「家庭内オフ会」と言い方は妻は違和感を感じると不評でしたので、これからは「オーディオ演奏会」と呼ぶことにしました。

 

今宵のオーディオ演奏会の音源はチック・コリア小曽根真とのピアノ・デュオ・アルバム「レゾナンス」のハイレゾ音源です。演奏・録音良しの音源です。Recorded & Mixedの担当者の一人としてステレオサウンド誌で以前活躍されている櫻井 卓の名がありました。だからどうなのと言われそうですが、再生側にもこだわりを持つ方が録音に関われているのはオーディオマニアとしては嬉しいです。チック・コリアは右チャンネル、小曽根 真は左チャンネルだそうです。

 

 

 

今宵、オーディオの演奏を担当するのはホーンシステムでツィーターは新進気鋭のSB Acoustics SB29BNC-C000-4 です。演奏会当日は朝から機器の電源を入れていましたので、音も十分に熟れています。演奏会ですので、下記の様に二人共正装して玉座で聴きました。もちろん、冗談ですよ😅

 



妻は10分か20分経ったら、「私部屋に戻る、じゃ~ね」と言いながら席を立つのかと思っていたのですが、なんと時間にして1 時間 36 分、全曲聴き終えました。オーディオ演奏会、大成功でした。

 

ハイレゾ音源とツィーターの効果でしょうか、弱音域の表現が素晴らしく良質なホールで聴いているようでです。ちょっと盛り過ぎましたね😅

 

しかし、妻が1 時間 36 分の間リスニングルームで音楽を聴いてくれたことがすべてを物語っています。自分だけのコアなオーディオ演奏会も良いですが、熟年夫婦たまには仲良く音楽を聴くのも良さそうです。