最近、超音波洗浄機と吸引洗浄機を使いにレコードの洗浄に励んでいます。洗浄の待ち時間にジャケットの写真を眺めていると、あらためて自分の好みの女性の声質(ルックスもふくめて?)に気づきました。私の青春時代のお気に入りはアグネス・チャン、薬師丸ひろ子、八神純子です。三人に共通するのは優しさのある透き通った高音でしょうか。半世紀経った今でも、私の女性の声の好みは変わっていないようです。三つ子の魂百までです。
なぜ、好みの女性の声のことを取り上げているかと言いますと、それが私のスピーカーユニット選びやチャンネルデバイダーの設定・調整の基準になっていると、この年になって気づきました。もちろん、それだけではありませんがそれが私の好きな音であることは間違いありません。
それから、Sting と「The Last Ship」で「practical arrangement」をデュエットしている Jo Lawry の声質は今の私の好みのど真ん中かもしれません。彼女に耳元で囁かれたらイチコロです。妻からは「それはあなたのファンタジー、私に無いものをは求めないで」とダメ出しされそうです😅
ニューヨークのパブリック・シアターでStingとデュエットしている Jo Lawry
私の場合、彼女らのヴォーカルを聴きながらチャンネルデバイダーのクロスオーバー周波数と減衰特性を決めることが多いです。そして、スピーカーの角度や配置は交響曲を使って広いサウンドステージが得られるようにしています。ジャズは好きなのですが、良くわかりませんので、オーディオの調整に使うことはほとんどありません。従って、我が家のホーンシステムからはブリブリのジャズは聴こえてきません。
これが、「オーディオは人なり」と言われる由縁なのでしょうね。