秋になると、なぜかオーディオのモチベーションが上がる私です。先日試みたレコード棚の移動は残念ながら失敗に終わりましたが、懲りずに新たなことに挑戦しています。今回も手間はかかりますが、お金は掛からない遊びで、「妻から”いろいろやることがあっていいね”と言われる」シリーズで記事が書けそうと言いたいところですがそろそろネタ切れです😀
我が家の4ウェイのスピーカーシステムは下記の写真のようにモジュラー構成ですので、いろいろな使い方や配置ができるのですが、現在サブウーファーは前壁の両角、その他のユニットは太鼓型エンクロージャーで3段重ねで、自作のスピーカースタンドに載せてあります。
以前にも試したことがあるのですが、スピーカースタンドによる空間の確保の重要さを、パワーアンプを床下に移動した機会に、下記の3つのパターンで改めて確認しました。
左: 何もない普段の状態
中央: カリンの集成材(500 x 380 x 60) あり
右: カリンの集成材+吸音材あり
試聴に用いた音源は切れきれのギターの演奏とノリノリのライブ感が味わえる Al Di Meola / John McLaughlin / Paco De Lucia - Friday Night In San FranciscoのXRCD版をリッピングしたものをネットワークプレーヤーで再生しました。それ以外にも、私の定点観測用の音源アデルやスティングも使用しました。アデルのライブ盤は、広いホールでの録音ですがアットホーム的でアデルが地元ロンドンの観衆に愛されているのが感じられる素晴らしいコンサートで何回聴いても感動が減ることはありません。
スティングのCDではJo Lawryとデュエットする「practical arrangement」が大好きです。スティングとJo Lawryが感情を抑えながらも表現豊かに大人の複雑な恋心を歌っています。Jo Lawryの歌声、大好きです😍
「何もない普段の状態」では、スピーカー間の音像も実在感があり明確です。スピーカー後方に展開する3次元的なサウンドステージは私には自然に聴こえます。太鼓型エンクロージャーに入ったAccutonのユニットと傾斜天井の部屋の音響インピーダンスが偶然にもマッチした感じです。まだまだ自己ベストの域をでていませんが、今後進む方向性は見えてきました。
「カリンの集成材あり」では、スピーカー間の音像が実在感豊かで生々しいく聴こえますので、音楽のジャンルによってはこれも選択肢の一つになりそうですが、私の好みはもう少し奥行き感のある音です。太鼓型エンクロージャーをサブウーファーの上に載せるとこの形になりますので、この音像感が私の好みではないので、現在サブウーファーを離して置いている理由です。
「カリンの集成材+吸音材あり」では、スピーカー間の音像は強すぎずに自然な感じですが、サウンドステージ感は私の期待する広さではありません。トールボーイタイプのスピーカーなどのようにスピーカーの下部に空間がない場合、スピーカー下部のみに吸音材を置いてみるのも価値がありそうです。
先日、チャンネルデバイダーとパワーアンプ間のXLRケーブルをアキュフェーズ製からモガミ製に交換して、”激変した”と言いたいところですが、出音の違いは良く判断出来ていません。オーディオマニア失格ですね😅 このように駄耳(加えて超音痴)の私の感想ですので、いつもながら話は半分で聴いてくださいね。