アデルのニュー・アルバム「30」が先週末にリリースされ、私は限定版(紙ジャケット仕様+ボーナストラック3曲+メガジャケ付き)を購入しました😀
アナログレコードでも発売が12月に予定されいますので、もちろん、こちらも予約しました。アナログレコードで聴くアデル、どんな音楽表現が味わえるか楽しみです。ハイレゾ(44.1kHz/24bit)でもリリースされていますが、こちらは機会があれば。
アデルとの出会いは、おそらくオーディオ誌の新曲の紹介だったと思います。アデルの歌唱力はもちろんですが、繰り返し聴くことで彼女が書く歌詞に心が惹かれていったような気がします。それ以来、数年ごとにリリースされるCDを購入しています。
これらのCDを通して聴いてみると彼女のバイオグラフィーを読んでいるようです。特に今回リリースされたアルバム「30」では、彼女のいろいろな葛藤が歌詞に刻まれているように感じらます。アデルは外見的には強そうな女性に見えますが、歌詞から受ける印象では心はとても感受性が豊かで繊細な女性に感じます。グラミー賞の主要部門を総なめするくらい商業的には成功していますが、その名声と共に生きるのも苦難が伴うのでしょうね。
3曲目の「MY LITTLE LOVE」を聴き終えて、涙している自分がいました。めったに無いことですが、音楽の力ってすごいですね。歌詞がしっかり味わえるように、まずは音量は控えめでの鑑賞でした。
オーディオ的には5曲目の「OH MY GOD」がイチオシです。録音はGreg Kurstinが担当しています。この曲だけはそれなりの音量で再生したい音源で、自分のシステムの実力を見直すこと確実です。これが、ワールドクラス・グラミー賞レベルの録音なのですね。
このCDでは複数の録音エンジニア(録音スタジオ)が担当しているのですが、Greg Kurstinが担当した音源は、アデルの声の質感が立体的で実在感があります。さらに、広いサウンドステージには思わず笑みがこぼれていまいそうです。これも、最近のケーブル選びが功を奏しているのかもと自己満足しています😀