ノッティンガム Spacedeck 用に購入したトーンアーム(ロクサン TABRIZ-ZI)のアームベースを自作しています。
家のリフォーム前に使っていたキッチンカウンター(人工大理石)を保管していましたので、今回はそれを有効利用します。妻からは”物置きに物が多過ぎるので捨てて”と言われていたのですが、捨てなくて良かったです😊
カットした板にルーター加工用の中心穴とルーターのビットが入る穴を空けます。今回はロクサンとVPIのトーンアーム用に2種類同時に製作します。実際に製作してみるといろいろ改善点が見つかり、これが3つ目の試作品です。
下記はプレーヤー本体に固定するベースです。
必要な部品をカットしました。
人工大理石用の接着材の到着まで次の作業はお預けです。いろいろ手持ちの接着材を試しましたが、人工大理石には対応していませんでした。
部材を接着後にトーンアーム用の穴(ロクサンはΦ18、VPIはΦ16)を空けます。ロクサンとVPIの有効長は0.5㎜違いますので、プレーヤー本体に固定する穴の位置はそれぞれの有効長に合わせます。
下記は2番目の試作品です。個性的なデザインのウエイトの底部がアームベースに接触しそうです。3番目の試作品ではベースの上部12㎜のみ径を少し細くました。
最終的には、黒色のスプレーで塗装して仕上げます。
2番目の試作品でレコードを数枚聴いてみましたが、ノッティンガムのプレーヤーは巷での評判が高いのが分かるような気がします。VPIのプレーヤーではデジタルに及ばなかったアナログ再生でしたが、ノッティンガムのプレーヤーはちょっと違うようです。捕らぬ狸の皮算用かもしれません。