Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

ノッティンガムを試聴

久しぶりに我が家から徒歩圏にあるレストランで行われた Charito(Vocal) と ユキ・アリマサ (Piano) のDuoのライブに行って来ました。別荘地での開催で半数は女性客でしたので、Charitoさんからリクエストは歓迎ですよとの申し出もあり、とてもアットホームな感じのライブでした。

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上記のライブに影響されたわけではないですが、ようやっと纏まった時間が取れましたので、ダブルアーム化した”なんちゃって”ノッティンガムのスペースデッキ(*注 モーターとトーンアームは他社の製品)を試聴しました。

 

トーンアームはロクサンの TABRIZ-ZIオーディオテクニカAT-OC9/III を装着、VPIのJMW-9 にはオルトフォンの MC-A90 を装着しています。トーンアームのベースは人工大理石を加工した自作品です。モーターは日本パルスモーター製のシンクロナスモーターで自作した鉛のベースに取り付けています。

 

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VPI のトーンアーム JMW-9 は VPI のプレーヤー ARIES 3 のものを試験的にノティンガムのプレーヤーに取りけていますので、試聴が一段落したら、VPIの方に戻す予定です。

 

ノッティンガムのプレーヤーを導入して改めて気づいたのですが、レコード再生はプレーヤー・プラッターの影響は私が思っていた以上に大きいようです。 それから、オーディオテクニカAT-OC9/III とオルトフォンの MC-A90 の音の傾向はかなり近いものがあります。これはVPIのプレーヤーでも同じ印象でしたので、人は同じ傾向のものを選ぶようですね。 

 

2種類のトーンアーム・カートリッジの組み合わせで五輪真弓潮騒のレコードを聴きました。試聴にはB面の音場感の豊かさの観点から「FALL IN LOVE」 を主に使いました。

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ノッティンガムのプレーヤーで聴くレコードは音場感が豊かでついつい音量を上げてしまいます。特に「FALL IN LOVE」をそれなりの音量で聴くと、下記の写真に写っている左右の壁と床から天井まで音楽が広がります。それから、VPIのプレーヤーに比べて低域の量感も増えましたので、演奏がより立体的に聴こえます。我が家でオーディオテクニカAT-OC9/III とオルトフォンの MC-A90 からこんなに筋肉質な低音が聴けたのは初めてで、思わず笑みがこぼれてしまいます。

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以前のサウンドステージはこんな感じでした。

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我が家のアナログ再生はデジタル再生に比べて平面的で奥行き感の無い音でしたが、今回導入したノッティンガムのプレーヤーが我が家のアナログ再生に革新を起こしてくれたようです。プラシーボ効果がかなり効いていた状態での感想ですので話半分で聞いて下さい😁

 

 

 

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近くのツツジの名所に行ってきました。もう一週間先が一番見どころのような気がしますが、品種によっては今が満開でした。早朝に行ったのもありますが、写真に他の花見客が写っていないですね。

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