analogの最新号 (vol. 70) でトーンアームの特集が組まれています。
特集では高価ですが非現実的な価格ではないトーンアームが選ばれ、井上千岳氏が下記の四機種、
- GLANZ MH-124S
- IKEDA IT-345CR1
- SAEC WE-4700
- REED Reed 5A
石原俊氏が下記の四機種を担当して試聴記を書かれています。
- KLAUDIO ARM-MP2 MkII
- ORTOFON AS-212S
- ViV Laboratory Rigid Float/CB
- Reed 1H
井上千岳氏が担当されたGLANZ、IKEDA、SAECのトーンアームは、私も試聴したことがありますので、興味を持って読みましたが、楽器・楽曲の音色の表現が中心で、オーディオ的な空間表現力の感想が無かったのが残念です。
それはそれとして、トーンアームのデザインはそれぞれ個性的でかつ機能美にあふれていますね。気に入ったデザインのトーンアームを眺めているだけでも幸せなオーディオ生活が過ごせそうです。
GLANZ MH-124S(左)とReed 1H(右)のデザインは私の好みです。レコードに針を下ろす儀式が楽しくなりそうです。いつか縁があればいいな😉
トーンアームの記事ではありませんが、角田郁夫氏の試聴記は明快でかつ具体的で、高評価のものは購入する可能性まで書かれています。角田郁夫氏の試聴記を読むと、機会あれば自宅試聴してみたいと思わせるパッションが私には感じられます。書き手と読み手との相性が良いのかもしれませんね。
評価の高いトーンアームやカートリッジは高価でなかなか手が出ませんが、Acoustic Revive から最近発売されたターンテーブルシート RTS-30 は自宅試聴して結果が良ければ導入したいです。