Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

楽しいオフ会とベストサウンドは2階席で

ブログ仲間のボロトレーンさんと友人のSさんをお迎えして、我が家でオフ会を開きました。2回目の訪問のTさんがホーンシステムと光カートリッジを聴いてみたいとの連絡を受けて今回のオフ会となりました。

 

ボロトレーンさんとSさんも私と同様マルチアンプ方式を使ってホーンシステムで音楽を楽しまれています。私のオーディオの知り合いはマルチアンプ方式をお使いの方がほとんどです。オーディオ雑誌が想定しているような「普通」のオーディオ愛好家はどこにいるのだろうと時々思ってしまいます。

 

オフ会の前半は、下記のカートリッジとターンテーブルシートの聴き比べです。

  • Ortofon MC-A90 MCカートリッジ
  • DS Audio DS001 光カートリッジ
  • ユキム CVS-1  バキューム式レコードスタビライザー 
  • ロクサン フェルト ターンテーブルシート

 

試聴に使ったレコードは私の定番の五輪真弓の「潮騒」とボロトレーンさんが持参されたバッハのカンタータ第70番《目を覚まして祈れ!祈りて目を覚ましおれ!》とジャズのレコード(盤名は失念)です。

 

比較試聴の3人の結論は、「好みと楽曲しだいですね」でした。クラシック音楽ならオルトフォンのカートリッジ、ポップスやジャズならDS Audioの光カートリッジは3人とも同様の意見でした。しかし、バキューム式レコードスタビライザーとターンテーブルシートは好みが別れました。私はカチッとした明瞭度の高い音がするバキューム式、ボロトレーンさんは解放感のあるフェルトが好みのようです。お互い自分が使っているのが良い結果になりめでたしめでたし。第三者のSさんは「楽曲によりますね」と紳士的な対応され、「三方よし」の結果になりました😀

 

オルトフォンのカートリッジで聴いたバッハのカンタータ第70番は、ボロトレーンさんから合唱の広がりと明瞭度が高いとのことで 👍👍👍 を頂きました。

 

 

 

オフ会の後半は、ボロトレーンさんとSさんが持参されたレコードとCDを聴きながら音楽・オーディオ談義です。

 

その中で印象に残った一枚はSさんが持参されたハイファイセットのベスト版です。マスタリング時に余計なことをしていない音源のようで、山本潤子さんのボーカル、男性2名のコーラスそして伴奏が自然でオーディオを意識せずに音楽が堪能できました。SさんがこのCDを持参されたのにも納得です。きっと、Sさん宅でも同様に素晴らしい音で鳴っているのでしょうね。

 




印象に残ったもう一枚は、ボロトレーンさんが持参されたマンハッタン・ジャズ・オーケストラのバードランドです。凄い演奏と録音ですね。正しく我が家のホーンシステムが満面の笑みを浮かべて演奏してくれました。ボロトレーンさんには「この曲はAccutonではなくホーンシステムで聴くのに限りますよね」と言って頂きました。良かったね、ホーンシステム😀

 



この音源はプリアンプのボリュームをかなり上げても、マスタリング時にダイナミックレンジを圧縮していないようでまったく煩くはありません。それどころかライブ感が増し、心地良さが増します。試聴はボロトレーンさんはソファーの中央、Sさんと私はソファーの後ろで横並びで立って聴き始めました。私はビックバンドの演奏が堪能できる適量な音量を計りながらプリアンプのボリュームを+2dB(午後2時の位置)まで上げると、我が家がニューヨークのジャズクラブにワープしました。我が家のベストポジションで聴かれているボロトレーンさんの耳にはどのような音が届いているのだろうと思い、膝を屈めて聴いていみると普通のビックバンドの演奏になっています。曲が終わったところで、ボロトレーンさんにソファーの後ろに移動して貰い、3人揃って立って試聴、3人共「やはり、この位置・高さで聴くのが一番」と興奮しながらオーディオ再生を堪能しました。音源によって、スピーカーが消える位置は変わるようです。

 

ソファーの中央からの目線   vs.    ソファーの後ろに立っての目線



コンサートホールによっては2回席の方が良い音がするとは時々耳にしますが、オーディオ再生でも、立って聴いた方が良い、こんなこともあるのですね。初めての体験でした。スピーカービルダーは設計時にユニットの時間軸が合うアコースティックセンターの位置を決めますが、音源によってはその位置で聴けばベストサウンドが得られるとは限らないようです。それを、知らなかったのは私だけかも😅

 

素晴らしい音源を紹介して下さったボロトレーンさんとSさんに感謝です。

 

 

 

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テニスの団体戦に参加してきました。テニスコートのすぐ隣は太平洋が広がっています。当日は天気も良くテニス日和でした😀 

 

 

 

試合開始は8時30分でしたが、夜の7時を過ぎてもまだ試合が続いていました。私のような万年中級のおじさんが参加したらいけないようなレベルの高い大会でした。前衛にいたら殺されそうな豪速球を打つ若いプレーヤーもいて、並みの運動神経しかない私は腰が引けていまいました。自分の身は自分で守らないと(+テニス保険も)😅

 

試合にでると自分のできているところとそうでないところに気づかされます。オーディオも一緒ですね。オーディオのオフ会には勝ち負けはありませんが、他の人のシステムを聴かせて頂くことによって自分のシステムの良さや改善点が見えてきます。

 

手前の黄色いウェアの方のサーブのフォームカッコイイですね。

 

試合はナイターに突入、皆さん元気です。



おかげ様で、楽しいオフ会とテニスの団体戦で充実した週末でした。

残り少ない「黄金の60代」満喫しています。