前回の記事「3種類のスピーカーの新配置計画(前編)」の続きです。
前回の記事でも明記しましたが、現在のScan-Speakのシステムの配置で気になっている点は、下記の3点です。
① Scan-Speakのシステム側の天井高は2.4mとAccuton側の4mに比べてかなり低いため、高さ方向のサウンドステージ感が制限されている可能性がある。
② Scan-Speakの直ぐ右側にラックがあり、一次反射に影響を及ぼしている。そして、左右の音響空間が非対称なので、音場感を重視ている私としてはなんとかしたい。
③ 床下に設置しているパワーアンプがAccuton側にあり、スピーカーケーブルが8mと長く、弱音域の表現を最大限活かせていない可能性がある。4ウェイのマルチアンプ方式のため、左右のケーブル長の総計が64mとなり、高価なケーブルは予算オーバーとなる。
そして、下記が現在の3種類のスピーカーシステムの配置(対面型)になります。
上記の3項目を改善するためにAccuton、Scan-Speak、Sonyの3システムを天井高の高い側の壁面に配置する案を検討しています。
AccutonとScan-Speakのシステムの場合、使用していない方をAS250のエンクロージャーの上に移動するのを考えています。または、ソニーのウーファーのエンクロージャー間に保管するのも選択肢の一つです。理想的には、使用しないスピーカーは部屋から出せば良いとは分かっているのですが、共有スペース担当大臣の認可が貰えそうにありません😅
2018年までは、AcctonとSonyのシステムでSonyのウーファーを共有していましたので、両システムを同じ壁面に配置してしました。そして、2018年11月に、Acctonのウーファー(AS250-8-552)を導入して、Acctonのシステムが独り立ちしました。これによって、Acctonのシステムがスタメンの座を勝ち取り、広い音響空間を得たのです。2021年には、パワーアンプ類を床下に移動して、Acctonのシステムが本領を発揮しだしたのはこの頃からだった気がします。
2018年の配置(AcctonとSonyとでウーファーを共有)
過去の写真を切った貼ったして、私の妄想を合成写真にしてみました。計20個のスピーカーユニットが並んでいるのを見ただけで、嫌悪感を抱かれる方も居られるかもしれませんね。私もスッキリしたインテリアが好みですので、シンプルに纏めたいのですが、容姿端麗・好性格(時代錯誤的な表現?)な3人のプリンセスをえこひいき無く愛してあげたい気持ちがあり、悩ましい選択を楽しんでいます。
人間AI作成の未来予想図?
一つの部屋には一組のスピーカーシステムがオーディオの基本と理解してはいるのですが、複数のスピーカーシステムを一つの部屋で愛でるのも楽しいオーディオと開き直っている私です。大人の事情とオーディオの原理原則は人それぞれ、自分の人生楽しんでなんぼですよね。
Accuton、Scan-Speak、Sonyの3システムを同じ壁面に配置する案を実行に移すかは、大型で重量のあるエンクロージャーの移動が伴いますので、まだ心の準備ができてていません。しかし、年一年、体力は落ちていく一方ですので、やるなら今でしょ!とも思い始めています。