AccutonとScan-Speakとで共用できるスピーカースタンドが完成したら、新たなアイデアが湧いてきました。ようやっとのことで工事中の看板を外せたのですが、新たな工事がスタートするかもしれません。「おぬしも忙しい奴じゃの~」と言われそうです😅
Scan-Speakのシステムが加わるまでは、下記の様にAccutonとSonyのホーンシステムを対面に配置して、我が家の主役はAccutonでということで天井高4mの音響空間をあてがっていました。
そして昨年春、「殿、ご乱心」と言われそうな勢いでScan-Speakのシステムを導入しました。ウーファーはAccuton (AS250-8-552)を共有、配置はAccutonのシステムと入れ替えながら使えば良さそうと安易に考えていたのです(写真左)。しかし、試聴してみるとScan-SpeakのシステムはAccutonのaluminum honeycomb sandwich domeのウーファーよりSonyの一般的なペーパーコーン紙のSUP-L11の方が相性が良さそうと思われ、Scan-Speakのシステムをホーンシステム側に移動して現在に至っています(写真右)。試聴用のソファーは使用するスピーカーシステムによって移動しています。
上記のScan-Speakのシステムの配置でも、私的には十二分に音楽が堪能できていますが、更なる野望が湧き、AccutonとScan-Speakの両システムの二枚看板で音楽三昧の日々を過ごそうとひそかに目論んでいるのです。二兎を追うものは一兎も得ずになる可能性もありますが、あの時に試しておけば良かったと後悔はしたくありませんので、その可能性を探ってみます。
現在のScan-Speakのシステムの配置で気になっているのは下記の3点です。これが改善できれば、我が家に春が訪れるかもしれません。
① Scan-Speakのシステム側の天井高は2.4mとAccuton側の4mに比べてかなり低いため、高さ方向のサウンドステージ感が制限されている可能性がある。
② Scan-Speakの直ぐ右側にラックがあり、一次反射に影響を及ぼしている。そして、左右の音響空間が非対称なので、音場感を重視ている私としてはなんとかしたい。
③ 床下に設置しているパワーアンプがAccuton側にあり、スピーカーケーブルが8mと長く、弱音域の表現を最大限活かせていない可能性がある。4ウェイのマルチアンプ方式のため、左右のケーブル長の総計が64mとなり、高価なケーブルは予算オーバーとなる。
現在のスピーカーシステムの配置(対面型)
上記の3項目を改善するためにAccuton、Scan-Speak、Sonyの3システムを同じ壁面に配置する案を検討しています。制約条件としては、Scan-Speakには音色の観点からSonyのウーファー(SUP-11、200Lエンクロージャー付き)を使います。この制約がなければ、話は簡単なのですが、Scan-Speakの楕円三兄弟とSonyのウーファーとの相性は大変良いのです。
次回は、この新しい配置案の後編を紹介する予定です。