この配置では音場感に違和感を感じました。以前より音の広がりと立体感が減り、音楽が平面的な鳴っています。中央に置いたウーファーのエンクロージャーがセンターパネル的な役割をして悪さしているようです。新しく作ったAS-250+エンクロージャーの評価は、この問題をクリアにしてからでないと、間違った結論を出す恐れがあります。
ウーファーをセンターに配置
上記の仮説を確認するために、ウーファーを右端に移動して試聴しました。ウーファー追加前の音場感が戻って来て安堵しました。 スピーカー間に物を置かない方が良いのは理屈では分かっていても、部屋の使い方の観点から消去法で置かざる得ない場合が多々あります。しかし、可能ならやはり物は置かない方が、「スピーカーが消える感じの音場感」を求めている場合は良い結果が生まれるようです。
ウーファーを右端に配置
諸事情でスピーカー間にラック等を置かざるえない場合でも、一時的に移動して、自分のスピーカーをベストな状態で鳴らしてあげて、その音を記憶しておくのも次のステップにつながると思います。特に音場型のスピーカーの場合、惚れ直すことになるかもしれません