Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

オフ会 - 山下達郎「アトムの子」ライブバージョン

久しぶりに妻をリスニングルームに招いて今年初めての家庭内オフ会を開催しました。今回は、愛猫のタウ君も「お父さんの椅子」で寝ながらですが特別参加してくれました。タウ君は日中、目一杯外で遊んできて、ご覧の通りお疲れのようです
 
友情出演のタウ君
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先日紹介しました山下達郎のシングルCDの録音の良さに惹かれて、2011年に発売された 「Ray Of Hope」を購入して、その演奏の良さはもちろんですが、録音も素晴らしく、オーディオ的快感を存分に味わっています。妻にもその良さを分かって欲しいと思い、彼女が機嫌の良さそうな時を見計らい声をかけてみました。妻からは普段軽くあしらわれています
 
最初に聴いて貰ったのは初回限定盤ボーナスディスク「Joy1.5」から1992年の中野サンプラザでのライブから「アトムの子」です。この曲を Accutonのシステムを大音量で鳴らすと等身大のステージとまではいかないですが、我が家のリスニングルームの壁がまるで取り払われたような感じで広大なサウンドステージが現れます。そして、グルーヴ感のあるドラムスがライブ感を増してくれます。ドラマーは青山純でかなり有名なスタジオミュージシャンだそうです。彼の力量に納得しました。ライブ盤の「アトムの子」は音のシャワーを浴びたいオーディオファンにはお勧めの音源です。
 
妻は大音量(特に重低音)が苦手ですので、私が聴く音量より6dB下げての再生です。私が得意げに「凄いでしょ」と鼻高々に感想を求めると、ドラムスのズンズンと響くような音が胸を締め付けるようで、このような曲は苦手と速攻で駄目だしを受けました。女性に聴いて貰う場合、選曲って大事ですね。 
 
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妻からは、どうせ聴かせてくれるのなら、ゆったりしたバラード調の曲が希望と言われましたので、次に選んだのは、嗜好を変えてアンネ・ゾフィー・フォン・オッターの 「A Simple Song] です。バラード調かは別にして、パイプオルガンの演奏でのオッターの素敵な歌声を聴いて貰いました。さて、気に入って貰えるでしょうか。ドキドキです。
 
選んだ曲はフランツ・リストの「アヴェ・マリア」とミュージカルの「サウンド・オブ・ミュージック」から「すべての山を登れ、Climb ev'ry mountain」です。幸いこの曲は妻のお気に入りの曲の一つのようで、”素晴らしい、パイプオルガンの音色が良くて、教会の響きがとてもきれい”と言ってくれました
 
Accutonのシステムはウーファーが22cmですので、パイプオルガンの空気を揺れ動かすような重低音の表現は難しいようです。早く重い腰を上げて、Accutonのウーファー AS250-8-552 を追加しなければいけませんね。
 
次は38cmのウーファーを使ったソニーのホーンシステムに切り替えての試聴です。密閉タイプのエンクロージャーに搭載された38cmのウーファーの低域の再生能力はやはり違います。まるでパイプに風を送りこむ発音の仕組みまで見えるようです。教会の響きに重厚さが加わりますので、妻からは”お祈りをしているようだったと”最高の感想を貰いました
 
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妻からは、”このリスニングルームを造って良かったね”と言って貰い、家庭内のオーディオの啓蒙活動は成功裏に終わりました