Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

100dB 超えの音楽再生

遊びのレベルのものですがサウンドレベルメーターを購入しました。スマホアプリでも同様の機能をもったものもあるようですが、精度の保証に不安があります。手元にちゃんとしたものが一つはあっても良いかなと思い専用設計のタイプを選択しました。購入した品の音圧精度は± 1.5 dB (音圧94 dB @1kHz)で私の用途には十分です。

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早速サウンドレベルメーターを試してみました。聴いたのはMr Mister の go on です。この盤は楽曲はもちろんですが録音が素晴らしく、立体的なサウンドステージ、量と質が伴った低音、自然で明瞭なボーカルとバックコーラスが堪能できます。

 

Mr Mister  「go on」

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我が家で鳴らすであろう最大の音圧(ピーク値)を測ってみました。アキュフェーズのプリアンプDC-330のボリュームの位置は2時付近で表示は+3.0dBです。ウーファーから1mで最大104.5dB(写真左)、リスニング位置で最大97.7dB(写真右)となりました。平均の音圧はそれらの値より10から20dB程低くなります。

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録音の良い盤は大音量でその良さをより発揮してくれます。自作密閉型のエンクロージャーに組み込んたAccutonのウーファー AS250-08-552-CELL から軽過ぎず重すぎずの立体的でキレのある低音が100dBを超える音圧にも関わらず心地良いです。100dBは「電車が通るときのガード下」の音圧ですので、長時間の試聴は耳に悪いですので、お気に入りの楽曲に絞って聴くという条件は付きますが、演奏・音が見えるような「オーディオ的快感」が味わえます。



次に中島みゆきの miss M. を聴いてみました。何故か我が家では中島みゆきの音源は、彼女の天才的な視点から書かれた歌詞の素晴らしさは伝わってくるのですが、録音エンジニアの意図がわかりかねます。磁力が非力なウーファーで聴いているようなペラペラな低音で、音圧を上げて聴こうとも思えません。このような音源ではさりげなく聴くのが粋なのでしょう。まだまだ私の精進が足りないようです。

 

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いずれにしても、自分の置かれた環境やその時の気分によって、大音量で音を浴びるのも良し、小音量で歌詞を味わいながら聴くのも良しですね。だから、オーディオは楽しい。