Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

ホーンシステムのレベル調整

サブ扱いのホーンシステムは天井の低い側面に移動したのは良いのですが、なかなか聴く機会がありません。今回、移動後初めて音響特性を確認しながらレベル調整しました。御覧のように、いろいろな家具に囲まれた環境ですので、どんな音響特性になるか心配です。

消去法でホーンシステムはこちら側に移動
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まずはマイクロホンをスピーカーユニットから70cmに立てて、近距離での測定です。スピーカーはソニーのSUP-L11とSUP-T11の2ウェイです。クロスは560Hz 24dB/Octです。

定在波と反射の影響が少ないですので、とても素直な周波数特性が得られました。もっと近距離で測定すれば、15kHz付近のディップは消えるような気がしますが、気にしないことにします。

周波数特性 L-ch @スピーカーユニットから70cm
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次にマイクロホンを通常の試聴位置に移動して周波数特性を測定しました。定在波の影響が出ていますが、想定内ですのでまずまずの特性と思っています。低域で左右の特性の違いはラックの非対称の配置が原因と思われます。

周波数特性 L-ch=Blu, R-ch=Red @スピーカーユニットから3.1m
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我が家のリスニングルームは下記の様なへの字型の傾斜天井です。天井が高い所と低い所で残響時間にどのように変化するのか、興味本位で測定してみました。

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下記はホーンシステムを鳴らして、天井が高い所で測定した残響時間です。

天井が高い側での残響時間
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下記はAccutonのシステムを鳴らして、天井が低い所で測定した残響時間です(前回のブログで紹介したもの)。

天井が低い側での残響時間
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大まかには同じ特性ですが、天井が高い所の方が1kHz以上でほんの少しですが長いようです。


今回はソニーのSUP-L11とSUP-T11の2ウェイですの測定結果を紹介しましたが、エール音響の4550DEBeを加えた3ウェイで音楽を楽しんでします。ミッドハイ用として設計された4540DEBeよりSUP-T11の方が帯域は広いのですが、音楽を聴く限り3ウェイのシステムの方が粒立ちが良く魅力的に聴こえます。

複数のスピーカーシステムを一つの部屋で鳴らすのは良くないと理屈では分かっていても、やはり時には音蝕の異なる音で音楽を聴きたくなります。才能があり個性豊かな女性二人は同時には愛せない(度量も器量も無い)ですが、スピーカーくらいは多少の妥協と頑張りがあれば何とかなりそうです





家の外壁に珍しい昆虫が止まっていました。名前なんというのでしょうね。

謎の昆虫?
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