先日スロべニアから届いた Apollon のモノラルパワーアンプ NC800 SLM を Accuphase のA30の代わりにウーファーを駆動して試聴しました。
左から Accuphase のA35、A30、DF55、上が仮置きのApollon NC800 SLM
試聴の前に2点確認する必要があります。その一つがチャンネルデバイダーとパワーアンプ間のXLR接続の極性です。Accuphase は米国方式で3番ホット、Apollon は欧州方式で2ホットですので注意が必要です。私の場合、チャンネルデバイダーで反転しました。
米国方式 (Accuphase A30、A35、DC330、DF55)
1番=GND (G,グラウンド)
2番=negative (-,コールド)
3番=positive (+,ホット)
3番=positive (+,ホット)
欧州方式 (Apollon)
1番=GND (G,グラウンド)
2番=positive (+,ホット)
3番=negative (-,コールド)
2番=positive (+,ホット)
3番=negative (-,コールド)
ウーファー(560Hz以下)のステップ・リスポンス
もう一つは Accuphase と Apollon のゲインの違いです。Accuphase のパワーアンプは28dBですが、Apollon の値が不明でしたので久しぶりに音響測定を行いました。チャンネルデバイダーのレベルの値をApollon用に0.5dB低く設定しましたら全く同じ特性が得られました。
ウーファー(560Hz以下 24dB/Oct)用のパワーアンプをAccuphase A30(ブリッジ接続)とApollonの聴き比べました。音源は定番のダイアナクラールのMy Love Isとイーグルスのホテルカリフォルニアです。A30(ブリッジ接続)の低音の質感が好きで長年愛用してきましたが、Apollonと比べると音像に立体感があるますが少しコンパクトで、Apollonの音像のサイズの方が等身大に聴こえます。
Apollonからはスイッチングアンプ特有の刺々しさは感じません。Apllonで採用されているHypex社製 NCoreR NC500スイッチングアンプモジュールは噂通り優秀のようですので、Accuton AS250との組み合わせに期待できます。
Apollonを紹介して下さったイーディオのI氏に感謝。
近所の一般のお宅でアマチュアバンドによるブルースのライブがありました。今回特別参加のベーシストはプロだそうです。30畳ほどの部屋に約30人の地元の方々が集まり大盛況のライブでした。
車座になってブルースを聴く・庶民のライブ
今回ライブ会場となった素敵な部屋