Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

Esoteric P0 でアップサンプリングは必要?

先日行ったスピーカーのセッティングが思いのほか上手くいったようで、音楽がとても気持ちよく聴けるようになりました。ミリ単位でスピーカーのセッティングを行った成果でしょうか、音像のブレが無くなり出音から時間軸の精度が上がったように感じます。

オーディオ的な観点から嬉しいことは、機器のセッティングの変更が、私の駄耳でも聴きとれるようになったことです。今までは「何となく」という気持ちで行っていた機器の設定等やケーブルの選択を、これを機に見直していく予定です。それから、ここ数年私の音の好みも多少ですが変わったのを感じていますので、良いタイミングでの見直しと思っています。


その第一弾として、EsotericのCDトランスポート P0 (2回のアップデート済)の2種類のデジタル出力端子で比較試聴してみました。P0は同じくEsotericのMaster Clock Generator G03X と同期させています。
  • 44.1kHz RCA出力端子
  • アップコンバート機能付き XLR出力端子 (88.2kHzに設定)

Esoteric P0 Front Side
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Esoteric P0 Back Side
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今回の比較試聴の動機は、アップサンプリングの効果や弊害を、時間的な精度が上がったシステムで聴き分けられるかも興味があるところでした。そして、P0の開発時には珍しかったアップサンプリングの機能も、最近のDACでは当り前になっており、送り出し側ではジッターに有利な44.1kHで出力するのもありと考えるようになりました。特には我が家では、デジタル伝送のライン長が7m程ありますので、試す価値は有りそうです。

デジタル機器の構成図
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我が家という限定されてた環境ですが、P0の44.1kHz RCA出力端とアップコンバート機能付き XLR出力端子 (88.2kHzに設定)を下記のCDで比較試聴した私の主観的な感想です。

試聴に用いたCD
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ブランドテストした場合、どちらの出力端子から音を出しているか当てる自信はありませんが、思い込みも含めて下記のような印象を持ちました。

(1)44.1kHz RCA出力端子
  • 鮮度感が高い
  • 音数が多い
  • 層の深い奥行き感
  • ライブ感が高い
  • 素肌美人の女性ボーカリスト

(2)アップコンバート機能付き XLR出力端子 (88.2kHzに設定)
  • 音楽が滑らか
  • 上質なシルク越しに見ているよう
  • 美しく上品な音場感
  • 薄化粧の女性ボーカリスト

そんなにこだわりはないですが、今の私の好みは演奏から生命力が感じられる (1)44.1kHz RCA出力端子のようです。音楽を美しい音で聴きたい方々は(2)アップコンバート機能付き XLR出力端子 (88.2kHzに設定)を選ばれるような気がします。ちなみに、妻の好みも私と同じ(1)でした

純粋に音楽を楽しむのも良いですが、「手を伸ばすと触れそうな音」や「目を閉じると見えるような音」を聴くのもオーディオの醍醐味ではないでしょうか。次回はパワーアンプの構成を変えて比較試聴しましたので、その結果を紹介する予定です。