Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

中音用スピーカーケーブルの比較試聴

最近、高音用のXLRケーブルとスピーカーケーブルを見直して、予想以上の結果が得られましたので、今回は中音用のスピーカーケーブルを見直すことにしました。

 

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10月にモガミ 2972を短期間使用していましたが、もう少しスピード感と音数が欲しくなりサンシャイン SSP-reference1.0 に交換して今日に至っています。今回はそれらの経験をリセットして、下記の6種類のスピーカーケーブルを比較試聴しました。

  • サンシャイン SSP-reference1.0 (2m+2m)
  • アコリバ SPC-REFERENCE-TripleC (2m+2m)
  • モガミ 2972 15AWG (スタッカード接続、15AWG x 2)
  • モガミ 2972 15AWG (Myu式接続)
  • ノンブランド 2芯シールド 18AWG 銀メッキ
  • 3芯ノンシールド 24AWG 銀メッキ 4本撚り 自作 (Myu式接続)

 

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中音用 (500-3.5kHz) スピーカーケーブルの比較試聴の結果です。今回の試聴の評価基準は、我が家のAccutonの中音用ユニット (C90-6-724)との相性です。先日の高音用 (>3.5kHz) スピーカーケーブルの試聴ではケーブルのキャラクターの違いが音場感の表現など分かりやすかったのですが、今回はブラインドテストでは聴き分けられないくらいの違いしか感じられませんでした。

 

その中で 3芯ノンシールド 4本撚り が音色の美しさ、自然なサウンドステージ、下方リニアリティの高さ、高域のヌケの良さなどの点で、他のケーブルよりほんの少しだけ良かったように感じました。このケーブルは妻に手伝って貰って4本のケーブルを練ったので、良い音がして欲しい気持ちが強かったのかもしれません。個人的な試聴では本人が納得するのが大事ですので、これで良いのだと思っています。偽薬でも効果がある場合もあるようですので、”信じる気持ち”の力は侮れないようです。

 

 

今回結果の良かった3芯ノンシールドは、チャンネルデバイダーとパワーアンプ間のインターコネクトケーブル用に購入したものですが、スピーカーケーブルとしても使い方を工夫すれば音楽性豊かな再生音が得られます。偶には、棚からぼたもちが落ちてくることもあるようです😀

 

3芯ノンシールド4本撚り 自作(上)3芯ノンシールドオリジナル(下)

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