Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

新しいスピーカースタンドの効果

先日、タオックのスピーカースタンド HST-60HB の支柱のみを流用して造ったスタンドを設置しました。

以前のものはAccutonとホーンシステムの両立を目指して、50mm厚のカリンの集成材の上に檜の角材で作った
サイズの異なるスタンド二台を載せるデザインになっていました。カリンの集成材の下には吸音ウールを引いていました。この吸音ウールは滑りやすく、50kg程のスピーカーユニット類が載っていても、一人で移動が可能で、私にとって自然な音場感を感じるポイントを探すのに役立ちました。反面、明瞭な低音が失われていたようです。

Before
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今回、新しく造ったしたスタンドはタオックの HST-60HB の鉄製で剛性のある支柱を使用しています。ベースプレートには鬼目ナットを組込みスパイク受けができるようになっています。スピーカーのベースとトッププレートと間には、現在5cm角・5㎜厚のアスファルトシートを挟んでいますが、これからいろいろな素材を試してみる予定です。

After (足元美人
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*足元が良く分かるように補助のライトを付けて撮影しました。



タオックの HST-60HB の支柱は大・小の二種類があり、それらをどのような組み合わせにするかで、好みの音に近づけることができるようです。私は
タオックが奨励する大きい支柱を前、小さい支柱を後ろ、そして、それぞれの支柱の角が正面を向くように取り付けました。

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スピーカースタンドを変えることによって、オーディオ誌の評論のような変化が我が家でも体験できるか期待と不安を抱いて定点観測用のCDを試聴しました。

昨年末頃から、Accutonシステム用のデジタルチャンネルデバイダーの調整が功を奏して、1月に行ったアコースティックリヴァイブのケーブルの試聴、そして今回のスピーカースタンドの試聴でも変化が聴き取れました。

以前の我が家の音は解像度は高いが少し線の細い女性的な感じでした。新しいスタンドでは奥行感の表現は保ったまま、音が前にも出てより立体的に聴こえます。音源によっては、今まで以上に部屋の壁を越えたサウンドステージが堪能できるようになりました。

昨日は雨でしたので、テニスはお休みして妻と久しぶりに家庭内オフ会を開きました。妻も私と同じ様な感想で、新しいスピーカースタンドの音も気に入ってくれたようです。

新しいスピーカースタンドに変えて、まだ一週間しか経っていませんので、まだまだプラシーボ効果が十分に効いていますので、バイアスが係った感想かもしれませんが、今のところその結果には満足しています